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ISBN 10 : 4004318513
Content Description
『新古今和歌集』や『小倉百人一首』の選者として知られる歌人藤原定家は、果たしてどのような日常を送っていたのか。青年期から生涯にわたって綴られた日記『明月記』を詳細に読み解くことで、宮廷での公務の心労、人間関係の軋轢、家長としての重圧と苦悩、息子たちへの思い、など、生身の定家の姿を浮かび上がらせる。
目次
序章『明月記』とは
第一章 五条京極邸
1 五条三位
2 百首歌の時代
第二章 政変の前後
1 兼実の失脚
2 女院たちの命運
3 後鳥羽院政の創始
4 定家「官途絶望」
第三章 新古今への道
1 正治初度百首
2 和歌所と寄人
3 終わりなき切継ぎ
4 水無瀬の遊興
コラム◆熊野御幸と定家
第四章 定家の姉妹
1 定家と健御前
2 俊成の死
3 俊成卿女と源通具
第五章 除目の哀歓
1 居所の変遷
2 除目の「聞書」
3 官途「無遮会(むしゃえ)」
4 「為家しすへむ」―「名謁」の効用
コラム◆日吉社と定家
第六章 定家の家族
1 定家の妻
2 定家の子供たち
第七章 「紅旗征戎非吾事」
1 八座(さんぎ)八年
2 院勘を受く
3 承久三年の定家
4 一条京極邸
5 院との訣別
第八章 庄園と知行国
1 御子左家の家産形成
2 知行国主為家
コラム◆庄園を歩く
第九章 子供たちの時代
1 光家と定修
2 因子と為家
3 為家の家族
4 為家と関東
第一〇章 嵯峨の日々
1 嵯峨中院山荘
2 小倉百人一首
系 図
基本史料・参考文献
あとがき
章扉写真説明
『明月記』年表
【著者紹介】
村井康彦 : 1930年山口県に生まれる。1958年京都大学文学部大学院博士課程修了。専攻は日本古代・中世史。現在、国際日本文化研究センター名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
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tamami
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