教育政策・行政の考え方 有斐閣ストゥディア

村上祐介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641150713
ISBN 10 : 4641150710
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;22

内容詳細

本書は、個別の教育政策領域や組織に着目した「トピック型」ではなく、理論的な概念や政策選択の対立軸を章構成のベースにした新しい教科書。また、教育に関する法制度や政策の解説にとどまらず、政策選択がもたらす帰結に関しての、実証的な研究の知見を積極的に紹介します。

目次 : 本書の考え方と理論的問い/ 第1部 価値の選択(自由と規制/ 量的拡充と質的拡充/ 投資としての教育と福祉としての教育/ 選抜と育成/ 教育における自由と平等/ 投入と成果)/ 第2部 価値の実現(事前統制と事後統制/ 権力の集中と分散/ 集権と分権/ 統合と分立/ 民主性と専門性/ 個別行政と総合行政)/ 今後の学習のための視座

【著者紹介】
村上祐介 : 東京大学大学院教育学研究科准教授。1976年愛媛県生まれ。1999年東京大学教育学部卒業。2004年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員、愛媛大学法文学部講師、准教授、日本女子大学人間社会学部准教授を経て、現職。2020年よりカリフォルニア大学バークレー校客員研究員。研究分野:教育行政学

橋野晶寛 : 東京大学大学院教育学研究科准教授。1978年茨城県生まれ。2001年東京大学教育学部卒業。2007年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員、北海道教育大学旭川校准教授を経て、現職。研究分野:教育行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kei-zu さん

    帯には「「教育」は個人のためなのか、あるいは社会のためなのか」とある。 本書で論じられる内容は、教育を巡る政策と行政についてと幅広い。ただし、展開されるのは「理想的な教育はかくあるべし」という議論ではない。見えるのは「理想とはどこに立脚すべきか」という客観的な指摘だ。 実務屋としては、「価値の実現」と題された第2部を特に興味深く読んだ。自治体において行政部門としての教育委員会の役割など歴史的な沿革から丁寧に解きほぐす。 読みやすい記述ばかりではないが、教育行政に興味ある方は手に取られてみてください。

  • たろーたん さん

    教育の位置付け方の類型が興味深かった。教育は、個人の自己目的であれば「消費」(ピアノ教室のような学びという遊び)、個人の手段であれば「私的投資」(職業専門学校のような手に職をつけるためのもの)、社会の自己目的であれば「福祉」(図書館などが近い)、社会の手段であれば「社会の形成・維持」(犯罪予防としての機能)。教育をどのように位置づけるかで、政府による公金の出し方が変わるし、どのように論じるのかも変わるだろう。

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