意味がなければスイングはない 文春文庫

村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167502096
ISBN 10 : 4167502097
フォーマット
出版社
発行年月
2008年12月
日本
追加情報
:
16cm,341p

内容詳細

待望の、著者初の本格的音楽エッセイ。シューベルトのピアノ・ソナタからジャズの巨星スタン・ゲッツの“闇の二年間”、ブルース・スプリングスティーン、Jポップのスガシカオまで、すべての音楽シーンから選りすぐった十一人の名曲がじっくりと、磨き抜かれた達意の文章で、しかもあふれるばかりの愛情をもって語り尽くされる。

目次 : シダー・ウォルトン―強靱な文体を持ったマイナー・ポエト/ ブライアン・ウィルソン―南カリフォルニア神話の喪失と再生/ シューベルト「ピアノソナタ第十七番ニ長調」D850―ソフトな混沌の今日性/ スタン・ゲッツの闇の時代1953‐54/ ブルース・スプリングスティーンと彼のアメリカ/ ゼルキンとルービンシュタイン 二人のピアニスト/ ウィントン・マルサリスの音楽はなぜ(どのように)退屈なのか?/ スガシカオの柔らかなカオス/ 日曜日の朝のフランシス・プーランク/ 国民詩人としてのウディー・ガスリー

【著者紹介】
村上春樹 : 1949年、京都生まれ、早稲田大学演劇科卒業。79年『風の歌を聴け』で群像新人賞を受賞、82年『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、85年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、96年『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、99年『約束された場所で underground2』で桑原武夫学芸賞を受ける。2006年、フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短篇賞、07年、朝日賞、坪内逍遥大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    全部で10篇からなる、音楽論(演奏論、演奏家論というべきか)。シューベルトのピアノソナタニ長調を例外として、他の項目の共通項は"アメリカ"。クラシック、ジャズ、ロック、フォークまで(スガシカオもあったけど)幅広く取り上げられているが、音楽論としても読ませる力によって抜群の説得力を持って読者に迫る。中でも白眉はブルース・スプリングスティーンとウディー・ガスリーだろう。音楽が置かれた状況や、社会構造との関連にまで論究し、音楽から望見する現代アメリカ論に成りえている。一方、抱腹絶倒なのは「2人のピアニスト」。

  • おいしゃん さん

    かなりマニアックで、書かれた演奏家の半分ほども知らなかったが、その演奏を再生しながら読んでみると、新しい世界が見えてくるようで有意義だった。

  • Taka さん

    本棚を物色して見つけた本。村上春樹は音楽に対する造詣が深いという事はよく伝わった。しかしその情報を咀嚼できる基盤も知識もないため理解できず…。春樹さんの解説を参考に実際にクラッシックやピアノ、ジャズ。人物的にはシューベルト、スタンゲッツ、マルサリスなどなどを聴いてみて、改めてこの本の内容を味わいたいと思う。

  • かるかん さん

    珍しい珍しい村上春樹による音楽の解説本だ。 個人的に購入に至ったのは、スガシカオが紹介されているからである。 スガシカオに対する印象は、全く村上春樹と同じものだったため、何か親近感のようなものが芽生えた。 分かる人にはわかると思うが、スガシカオの無理に飾らない、そして具体的な事物を出さない独特の歌詞はたまらない。

  • syota さん

    ジャズ、クラシック、ロック、フォークなど幅広いジャンルのミュージシャンを取り上げている。いつもながら村上春樹さんの文章は柔らかで表情豊か。抜群の比喩のうまさも健在で「(シューベルトのピアノ・ソナタは)雨天用運動靴並の冷ややかな扱いしか受けてこなかった」というフレーズなどまさに絶妙。内容面では、やはりジャズについての文章に最も深みを感じる。特に、抜群のテクニックを誇るマルサリス(トランペット奏者)の演奏がなぜ退屈なのかを論じた文章は、ジャズという音楽の本質に関わる問題を取り上げていて興味深い。

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村上春樹

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビューを飾り、群像新人文学賞受賞。

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