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ピースがうちにやってきた

村上しいこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784378015613
ISBN 10 : 4378015617
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ある日、おかあさんが、赤ちゃんねこをひろった。飼うか、飼わないかで、おかあさんとおとうさんは大げんか。わたしが、がまんすれば、家族はうまくいく―ずっとそう思っていたサチだけれど、ちかごろなんだか、心がきゅうくつでたまらない。そして、サチは、一歩ふみだす。ちょっとずつでいい。本当の家族になるために―。村上しいこが描く、家族のかたち、そして10歳のとまどいと勇気の物語。

【著者紹介】
村上しいこ : 三重県生まれ。『かめきちのおまかせ自由研究』で第37回日本児童文学者協会新人賞受賞。『うたうとは小さないのちひろいあげ』で第53回野間児童文芸賞受賞。作品に『げたばこかいぎ』(PHP研究所)、『なりたいわたし』(フレーベル館)、『フルーツふれんずイガグリくん』(あかね書房)、『タブレット・チルドレン』(さ・え・ら書房)など多数。松阪市ブランド大使。特定非営利活動法人“子どもの自立を支援する会・くれよん”顧問。講演やワークショップなどの活動も精力的に行う

相野谷由起絵 : 横浜生まれ。『うさぎのさとうくん』(小学館)で第12回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sugar

    小学生のサチちゃんが主人公。辛い事が心のスミにあるうえに、色々辛い事が起こりはじめます。お母さんにもお父さんにも先生にも頼れないなんて、、切なすぎる。読み始めからお母さんから「抱っこしてもらった事がない」、ぼやきが怖いお父さん、なんだか嫌だなと思った。お父さんの事好きになれなかった。友達のしおりちゃんの事が段々と頼れる存在になった事が救いだった。気持ちが沈みました。

  • 飼い猫のみけちゃんと新しくやってきたぴーすが少しずつお互いの距離をはかりながら近づいて打ち解けていく姿に、サチと母親との関係を重ねて見たら良いのか?わかりやすいお話ではないけれど、人の心も人との関係もわかりにくいもの。こうなのかな?どうなのかな?と考えて自分なりの答えを見つけていくしかない。

  • えびー

    主人公は小4のサチ。 心の病を抱えたお母さんがいる。 ある日、お母さんが赤ちゃんネコを拾ってきて、、。 サチの悲しみが伝わってくる。我慢し続けてきたサチが爆発してしまう場面はドキドキした。 似たような境遇の子供が読んだら励まされるかな。 中学年でも読めるけど、理解するのは少し難しいと思う。

  • You

    起承転結の起が不十分のような…なんだかとりとめもない重い話がいつの間にか始まっていつの間にか終わってた。きちんとテーマがあるのも、そのテーマが何なのかもわかるけど、なんだか個々のエピソードがぶつ切りに見える。どこまでも主人公の主観しか描かれず、他者の存在感も人格も曖昧で。児童文学に求められる姿かたちは時代とともに変わってくるものだとは思うけど、令和の小学生にはこの淡白で突き詰めない、独り相撲のようで輪郭のはっきりしない、なんとなく精神で分かったような細切れ感が良いのだろうか。

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