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ISBN 10 : 491055839X
Content Description
はじめに ※一部抜粋
機械は使い方に応じてさまざまな形で開発されているが,約9 割の機械に歯車が使われている.増・減速運動は機械にとって非常に重要な運動であり,歯車はこの運動を実現させるために必要不可欠な存在である.例えば,車のトランスミッションやデフ機構,新幹線の車輪駆動,産業用ロボットの関節,ヘリコプターの回転翼駆動などに使われている.歯車は機械の運動と動力伝達機構の一部となっているので,その性能と信頼性は機械の性能と信頼性に直接影響を与えている.
本書は機械の設計・開発に携わる現場技術者のために作成したものであるが,大学の機械工学科で学ぶ学生にとって,機械設計・製造の即戦力を身に付けるためにとても参考価値のあるものでもある.
各章では平歯車、はすば歯車、遊星歯車、減速機などを中心に、関連する軸受やボルトまで扱っています。また、それぞれの設計計算だけでなく強度計算まで解説されており、実務において必要な基礎を身につけレベルアップしていくことができます。
【著者紹介】
李樹庭 : 1986年西北工業大学(中国)航空機製造工学科卒業。2022年島根大学大学院自然科学研究科教授。博士(工学)。研究分野は機械要素設計、特に歯車装置・軸受の設計及び有限要素法による歯車・軸受の強度と振動解析。2018年、インド政府のGIAN(Global Initiative of Academic Networks)プログラムに招待(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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