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ISBN 10 : 4867930881
Content Description
安全保障環境の変化を受けて防衛力はいかにあるべきか。日本政府は冷戦終結から約30年の間、この問いに答えることに苦闘してきた。予算はない。軍事アレルギーは根強い。前例踏襲主義が改革を阻む。こうした中で、日本政府は1995年以降、計6回にわたり戦略文書を改定してきた。その過程を振り返り、2022年末の戦略3文書改定に至るまでに、中国の脅威を真正面から見据え、南西諸島防衛を強化する方針を打ち出し、打撃力を保有するとともに防衛費を大幅に増額できたのはなぜなのか、現代にいたるまで30年の防衛政策をまとめ、好評をはくした長期連載を書籍化。
目次 : 第1章 冷戦終結と軍縮の季節 1995年の防衛計画の大綱/ 第2章 テロとの戦いと小泉構造改革の嵐 2004年の防衛計画の大綱/ 第3章 中国台頭と民主党政権の光と影 2010年の防衛計画の大綱/ 第4章 安倍政権の挑戦と挫折 2013年の防衛計画の大綱/ 第5章 安倍政権、二度目の正直とその限界 2018年の防衛計画の大綱/ 第6章 打撃力保有への道 2020年の内閣総理大臣の談話/ 第7章 勝てる自衛隊への模索 2022年の戦略3文書/ 第8章 歴史的転換めぐる攻防 2022年の戦略3文書/ 終章 台湾有事まで死ねない
【著者紹介】
杉本康士 : 産経新聞外信部次長。1974年生まれ。岐阜県垂井町出身。2000年、慶応大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同年、産経新聞社入社。政治部外務省キャップ・防衛省キャップ、那覇支局長、政治部編集委員兼首相官邸キャップ、政治部次長、副編集長などを経て2025年2月より現職。2015年から2016年まで米ハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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金吾庄左ェ門
読了日:2025/06/15
takao
読了日:2025/11/14
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