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土俵の真実 杉山邦博の伝えた大相撲半世紀

杉山邦博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167773830
ISBN 10 : 416777383X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

昭和28(1953)年の5月場所から334場所にわたり実況放送や現場取材を重ねてきた杉山氏が、好角家にして大宅賞作家である小林氏と縦横無尽に語り合った大相撲秘話の数々。大関・貴ノ花引退のあの日、小錦痛恨の取り直し、名勝負・名実況の活字再現etc。相撲ファン必携の一冊。朝青龍引退、貴乃花新理事に寄せた提言を加筆した完全版。

目次 : まえがき―朝青龍の引退/ 品格―なぜ、本書を世に問うか/ 没収―国技としての大相撲を考える/ 土俵―大相撲の現在/ 希望―スポーツアナウンサーを目指して/ 実況―放送席の半世紀/ 不屈―貴ノ花、藤島部屋、二子山部屋/ 小錦―幻の外国人横綱第一号/ 横綱―誰が一番強かったのか/ 伝統―抑制の美学/ 提言―角界の未来に向けて

【著者紹介】
杉山邦博 : 昭和5(1930)年、北九州市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、NHKに入局。以来、大相撲、野球、オリンピックなど各スポーツ放送の実況アナウンサーとして活躍する。ことに大相撲は入局から一貫して担当、「相撲の杉山」として親しまれ、この道の第一人者である。現在も本場所に足を運んでいる。東京相撲記者クラブ会友、日本福祉大学生涯学習センター長、同大学客員教授

小林照幸 : 昭和43(1968)年、長野市生まれ。明治薬科大学在学中の平成4(1992)年に『毒蛇』で第1回開高健賞奨励賞を受賞。平成11(1999)年、『朱鷺の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。信州大学経済学部卒業。明治薬科大学非常勤講師(生薬学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うたまる

    「ニューヨーク公演や国務省での土俵入りにあたって、協会首脳は『廻しのままでいいのか?パンツの上に廻しをつけて土俵に上がる配慮が必要なのではないか?』と真剣に考えたそうです。この案に真っ向から反対したのが小錦でした。『そんなの絶対にやっちゃいけない。裸に廻しを締めて土俵に上がるのが力士の正装。それが文化としての大相撲であり、原点なんだ。それをパンツをはいて、その上に廻しを締めて取るなんて相撲じゃなくなる』と」

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