イタリアを拠点に活動する前衛作曲家、杉山洋一の作品集!
編曲の域を脱したシューマン『子供の情景』収録!
ストルツマン、今井信子、ご夫人のピアニスト黒田亜紀も参加!
杉山洋一は作曲を三善 晃に師事した後、イタリアに留学しさらにフランコ・ドナトーニらに学びました。指揮者としても活動し、アンサンブル・モデルンとも共演しています。このディスクは彼の最近の独奏曲、室内楽曲を集めたもので、彼の作品のまとまったディスク自体が少ないため大変貴重。
『R.シューマンの子供の情景』は有名な同名のピアノ曲をヴィオラ四重奏のために編曲(?)したものですが、もはや編曲の粋を脱したリミックス、リコンポーズ作品。シューマンがヴェーベルン風にデフォルメ・再構成されており大変興味深いものです。ストルツマン、今井信子、沢井一恵、アンサンブル東京現音計画ほか豪華アーティスト参加の一枚。(輸入元情報)
【収録情報】
杉山洋一:
1. 鵠〜白鳥の歌 (2015)〜17絃筝のための
2. 杜甫二首 (2014)〜女声と器楽のための
3. 五重奏曲『アフリカからの最後のインタビュー』 (2013)
4. R.シューマンの『子供の情景』 (2017)〜ヴィオラ四重奏のための
沢井一恵(十七絃筝:1)
ウォンジュン・キム(ヴォイス:2)
リチャード・ストルツマン(クラリネット:2)
アー・リン・ノイ(ヴィオラ:2)
ステファン・ゴスリング(ピアノ:2)
東京現音計画(3):
有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(サックス)
神田佳子(打楽器)、黒田亜樹(ピアノ)、橋本晋哉(チューバ)
今井ヴィオラ四重奏団(4):
今井信子、ファイト・ヘルテンシュタイン
ウェンティン・カン、ニアン・リウ
録音:2017年7月(1)、2015年2月(2)、2013年9月(3)、2017年9月(4)