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ISBN 10 : 4408008818
Content Description
「75年間草木も生えない」といわれたヒロシマで、翌年の春、芽を吹き返した木々。その小さな緑に人々は生きる力を取り戻した。原爆で焼かれ傷つきながらも芽を吹き返し、今も生き続けている被爆樹58か所約170本を、写真つきでエピソードとともに紹介。
目次 : はじめに―被爆樹を知っていますか?/ 被爆樹巡礼 原爆から蘇った約百七十本に会いに行く(青少年センター西側のシダレヤナギ/ 広島城二の丸跡のユーカリ/ 広島市役所のソメイヨシノ ほか)/ 八月六日の記憶―一樹一樹に物語がある(京橋川を泳いで渡ると、ぼろぼろのシダレヤナギが立つていた 証言者・北川建次さん/ 菩提樹の木の下で見た母と弟の炎を忘れない 証言者・國分良徳さん/ 被爆クスノキとともに取り戻した鎮守の森 証言者・野上光章さん ほか)/ 被爆樹巡りモデルコース 原爆から蘇った木に会いに行こう(コースA 原爆ドームをスタートし、広島城へ/ コースB 原爆ドームから市役所方面へ向かう/ コースC 原爆ドームをスタートし、北へ、市電の終点へ ほか)
【著者紹介】
杉原梨江子 : 文筆家。広島県出身。叔父が被爆体験証言者。日本の木の文化、世界の木にまつわる伝承や神話、思想を中心に、植物と人間との交流の歴史を研究。被爆樹、巨樹、御神木などへの取材撮影の旅を続けながら執筆活動を行う。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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