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文庫 日本史を支えてきた和紙の話 草思社文庫

朽見行雄

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794227942
ISBN 10 : 4794227949
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

日本は古来、「神の国」だった──。

聖武天皇は和紙を用いて膨大な数の写経を推進し、国家の安泰を図った。
紫式部は和紙と紙巻筆の特性を生かして、源氏物語を書いた。
浮世絵は和紙なしには生まれない芸術だった──。
和紙は単なるモノではなく、
日本人の心情に訴える精神性をも備え、
国家経営から芸術、日常生活への寄与まで、
驚くほど広範囲に能力を発揮した。
黒子として歴史を生きてきた和紙に光を当て、
日本史を読み直す。

【著者紹介】
朽見行雄 : ジャーナリスト。和紙文化研究会員。1934年北海道生まれ。59年北海道学芸大学卒業後、NHK入局。北見放送局、報道局報道番組部で番組制作に従事。90年NHK退職。その後、イタリアで文化や伝統工芸職人について取材。2010年和紙文化研究会員。2011年國學院大學文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Humbaba

    デジタルツールは便利であり、今の生活を支えるものであると言える。しかし、デジタルで全てのものが表現できるのかと言えばそれもまた違っており、紙に描くからこそ生じる味わいや奥深さというのもまた存在する。それはただ情報を伝えるということだけを目的としたものではなく、もっと深い心を伝えるものになっている。そのようなものこそ大切にしていく必要がある。

  • ボケンセ

    和紙視点からの日本史と言うことで、通常の日本史からは見えてこなかった「日本の歴史」を知ることは新鮮な感じがしました。通史と呼ばれる存在も視点を変えるだけで新しい知見を得ることに繫がり、知的好奇心をくすぐってくれると共に見落としていたものを気付かせてくれる切っ掛けとなる一冊でした。

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