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ジャニーズと僕(仮)

本橋信宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781622477
ISBN 10 : 478162247X
Format
Books
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1970年代、スーパースターだった北公次の著書『光GENJIへ』(1988年刊)は、たちまち35万部のベストセラーとなった。ジャニー喜多川の性加害糾弾の原点であるこの本を書いたのは、本橋信宏(『全裸監督』の原作者)だった。いまこそ、これまで明らかにしてこなかった怪物、ジャニー喜多川と彼をとりまく人間のドラマを語ろう。筆者渾身の書き下ろし。

目次 : 序章 覆面作家の告白/ 第1章 発火点/ 第2章 ジャニーズ事務所マル秘情報探偵局/ 第3章 北公次を探して/ 第4章 告白/ 第5章 ある行為/ 第6章 合宿所、夜ごとの出来事/ 第7章 急げ!若者/ 第8章 懲役10か月・執行猶予3年/ 第9章 41歳のバク転/ 終章 35年目の決着/ 最後に

【著者紹介】
本橋信宏 : 1956年埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。集合写真で「一人おいて」と、置かれてしまった人物、忘れ去られた英雄を追いつづける。執筆内容はノンフィクション・小説・エッセイ・評論。著書『全裸監督村西とおる伝』(新潮文庫/太田出版)が原作となり、山田孝之主演でNetflixから世界190か国に配信され、世界的大ヒットとなる。1988年、35万部のベストセラーとなった北公次著『光GENJIへ』(データハウス)の構成を担当し、同名の映像作品も監督した。また2023年公開されたBBCドキュメンタリー「J−POPの捕食者―秘められたスキャンダル」にも取材協力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ma-bo

    元フォーリーブスの北公次さん(リアルタイムでは知らない)が性加害暴露した「光GENJIへ」のゴーストライターだった本橋信宏さん。北氏のその後や裏側を記す。35年前に発売された時には大手マスコミは黙殺したという。いまこそ、これまで明らかにしてこなかった、ジャニー喜多川と彼をとりまく人間のドラマを描こうとの事

  • fwhd8325

    この著書の核である「光GENJIへ」は、暴露本としての印象でした。当時、ジャニーズはそういう組織であることは、周知の事実だったと思います。今さらとの思いがありました。北公次さんも語っているように、デビューと引き換えという感覚はあったと思います。それが芸能界の必然で闇の部分なのだと思います。今、これだけ報道されていても、スターの座を得た方は、何も語りません。この問題の深さを思えば、彼らこそが声を上げなければいけないはずです。その点では北公次さんは別の感情もあったかもしれないけれど凄い決断だったと感じます。

  • ばんだねいっぺい

    報道などで、ざっくりとは知っていてもその描写には、体験者の語りならではの怖じ気づくような生々しさがある。いろいろとしがらみはあるが、やっぱり、放置することだけは、できない。

  • 本橋信宏さんのアンダーグラウンドシリーズの最新刊を読もうかと著作を検索していて目にした。あの、北公次さんの本のゴーストライターが本橋さんだったとは驚き、今問題となっている事柄でもあるので読んでみた。本の存在は知っていたが、フォーリーブス世代の方は重くうけとめていたのだろうか。当時は、なんだか昔の逮捕されたアイドルが暴露本を出したという印象で、あまり気にしてはいなかった。覚醒剤使用をしてしまった人の発言は眉唾に思ってしまっていたし、あの頃はまだ報道を信頼していたなと思い出す。

  • hitotak

    80年代に出版された暴露本『光GENJIへ』が書かれた経緯、その本のゴーストライターだった本橋氏から見た北公次氏の波乱の生涯について書かれている。北氏の不器用な生き様が悲しく、ジャニー社長の怪物ぶりが恐ろしい。性被害者へのグルーミングがどう行われるのかがよく解った。86年に全裸監督とジャニーズ事務所、田原俊彦との間に起ったトラブルについて書かれている。メリー氏の恫喝の言いなりになった小学館が田原を守る嘘記事を書き、その成功体験が、長く続いた事務所へのマスコミ忖度の起点ではないかと推測されている。

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