上野アンダーグラウンド 新潮文庫

本橋信宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101019833
ISBN 10 : 4101019835
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
496p;16

内容詳細

上野は本日もカオスなり。各地から路線が集まり、人々が散っていく街、上野。そこは動物園や美術館、アメ横など人気のスポットがあるだけではなく、現代の魔境として多くの秘密が眠っていた。西郷隆盛像の謎、上野“九龍城”への潜入、真夜中公園に集まる男たち、不忍池に佇む女、アメ横の闇。上野という街の混沌と秘密に迫るディープ・ルポ。8年ぶりの上野再訪を描く文庫版あとがきを収録。

目次 : 第1章 高低差が生んだ混沌/ 第2章 上野“九龍城ビル”に潜入する/ 第3章 男色の街上野/ 第4章 秘密を宿す女たち/ 第5章 宝石とスラム街/ 第6章 アメ横の光と影/ 第7章 不忍池の蓮の葉に溜まる者たち/ 第8章 パチンコ村とキムチ横丁/ 第9章 事件とドラマは上野で起きる

【著者紹介】
本橋信宏 : 1956(昭和31)年埼玉県生れ。ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部卒業。ノンフィクション・小説・エッセイ・評論と幅広い活動を行う。2019(令和元)年、『全裸監督村西とおる伝』がNetflixでドラマ化。世界190カ国に配信され、大ヒットを記録する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • オールド・ボリシェビク さん

    私は東京・日暮里生まれなので、最も近場の盛り場として「上野」は認識している。動物園も博物館も、西郷さんも、赤札堂も、傷痍軍人たちも、強烈に記憶に残っている。著者はアンダーグラウンドものを得意とするルポライターだが、この土地に生きる人々をじっくりと観察して、その裏側を見せてくれる。力作だ。それにしても上野、独特の磁場を持っている土地である。

  • tkm66 さん

    2024年春の新刊で・仮にも〈新潮文庫〉で・約500ページ・しかも税込約¥1.000-で・この〈薄っぺらさ〉は些か・・。〈校閲〉とかちゃんとやっているのかな・・?。

  • totssan さん

     タイトルに引きずりこまれる。アンダーグラウンドという言葉には妙な魅力があり・・。新宿はよく行くものの台東区には疎く、本書で俄然興味が湧いた。この近辺に関する自身の記憶は30年前くらで停止しているので、本書をもとにというわけではないが探検したい。上野というと夜行列車の始発と結びついてしまうが、歌舞伎町もびっくりのアングラ界があると知る。ジャンボ餃子の店、御徒町たけ屋、二木の菓子とか今もあるんかなとか思いつつ、一気読み。

  • iwtn_ さん

    気になっていた本だが文庫化されていて思わず購入。上野は最近よく歩くし飲み食いもするが、それだけでは見えてこない「下」の部分を見せてくれる。中々危険なスポットや見逃していたことを知れた。登場する五十嵐氏はその後上野に関する著作を出している。8年前の本ということで、文庫版の後書きにある通り、本当に街は生き物で変化する。ちょうど歩いていて上野ABABが終わることを知る。インバウンドによるものか、アメ横は観光客でごった返している。それでも博覧会から始まった百貨店は振るわない。日本の明暗の表れのように思えた。

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本橋信宏

1956(昭和31)年埼玉県生れ。ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部卒業。ノンフィクション・小説・エッセイ・評論と幅広い活動を行う。2019(令和元)年、『全裸監督村西とおる伝』がNetflixでドラマ化。世界190カ国に配信され、大ヒットを記録する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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