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本格王2024 講談社文庫

本格ミステリ作家クラブ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065359594
ISBN 10 : 4065359597
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ミステリのプロが厳選した傑作本格ミステリ短編集! 2024年を代表する「謎」はこれだ!

☆☆☆

目次

序 本格ミステリ作家クラブ会長 麻耶雄嵩

「じゃあ、これは殺人ってことで」東川篤哉
「悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件」結城真一郎
「未完成月光 Unfinished moonshine」北山猛邦
「人魚裁判」 青崎有吾
「答え合わせ」 荒木あかね
「最後のひと仕事」宮内悠介

解説 若林踏

☆☆☆

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あっか

    新刊。面白かったー!本格ミステリ中短編集6編。結城真一郎さんのゴーストレストラン(別の話をどこかで既読)はぜひ早く単行本化して欲しい!とても好みで今時っぽいミステリ^^青崎有吾さんのアンデッドガール〜もめっちゃ好き!こちらも既刊をぜひ読んでみよう。他の作品も、本格の名に相応しいミステリでした!既読作品もありましたが、良い作品は何度読んでも面白い〜。

  • さっちゃん

    烏賊川市シリーズより東川篤哉「じゃあ、これは殺人ってことで」ゴーストレストランシリーズより結城真一郎「悪霊退散手羽先サムゲタン風スープ事件」ポオに詳しいともっと楽しめたかも?北山猛邦「未完成月光Unfinished moonshine」アンファルシリーズより青崎有吾「人魚裁判」ダイイングメッセージの正解を考える荒木あかね「答え合わせ」殺人後もレコーディングを続けるバンドマン宮内悠介「最後のひと仕事」。結城さん、青崎さん、宮内さんは既読。/さすが初読も再読も楽しめる粒ぞろいのアンソロジー。来年も楽しみです。

  • koma-inu

    アンソロジー6編。結城さん青崎さん既読。「一編15分、世界がぐるりと裏返る」帯通り、短編ながらゾクッとする感じが味わえる。イチオシは「未完成月光」@北山さん。ポーの未発表原稿に書かれた、一夜にして消失した山小屋の謎を解き明かす。序盤はポーの怪奇な雰囲気、後半は物理の北山さんらしい消失トリック解明と、短編ながら贅沢な作品。月光という言葉の裏の意味を初めて知りました、これは勉強になる🧐ラスト2行、めっちゃ怖いんですが、これもポーの作品の引用でしょうか。

  • スター

    面白かった。2023年に発表された日本の本格ミステリ短編から選ばれた作品集。個人的によかったのは、以下の3編。1作目の東川篤哉の「じゃあ、これは殺人ってことで」はユーモラスな文体で書かれた倒叙物。ラストが意外。 3作目の北山猛邦「未完成月光」は、エドガー・アラン・ポオを題材にした作品だが、こちらもよき。 5作目の宮内悠介「最後のひと仕事」は音楽業界を舞台にした小説。もしかしたら、こんな事も実際にあり得るんじゃないかという怖さがある。

  • おうつき

    毎年購入している本格王。今年も各作家によるバラエティ豊かな短編を楽しめた。青崎有吾のアンガル短編のみ既読。東川篤哉はこういう話が本当に巧い。ドタバタ感がたまらなかった。結城真一郎は同一シリーズを読んでいたが、このフォーマットが面白い。不可解な謎が綺麗に紐解かれていくのが秀逸。北山猛邦は著者に求めているものを十全に楽しめて大満足。荒木あかねは作品ごとに新しい一面を見せてくれる。推理を重ねた後に待ち受けるものに胸が熱くなった。宮内悠介はバンドを題材にしているのが大好物。ラストでゾクゾクさせられた。

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