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私の財産告白 実業之日本社文庫

本多静六

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408551227
ISBN 10 : 4408551228
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

貧農に生まれながら苦学して東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資して巨万の富を築いた男、本多静六。全財産を寄付して働学併進の簡素生活を実践した最晩年に語った、時代を超えて響く普遍の真理。

目次 : 私の財産告白(貧乏征伐と本多式貯金法/ 金の貯め方・殖やし方/ 最も難しい財産の処分法/ 金と世渡り/ これからの投資鉄則)/ 私の体験社会学(儲かるとき・儲からぬとき/ 儲ける人・儲けさせる人/ 人間的サラリーマン訓/ 人を使うには・人に使われるには/ 平凡人の成功法)

【著者紹介】
本多静六 : 1866(慶応2)年、埼玉県生まれ。苦学の末、1884(明治17)年に東京山林学校に入学。一度は落弟するも猛勉強して首席で卒業。その後、ドイツに私費留学してミュンヘン大学で国家経済学博士号を得る。1892(明治25)年、東京農科大学(現在の東大農学部)の助教授となり、「月給4分の1天引き貯金」と1日1頁の原稿執筆を開始。研究生活のかたわら植林・造園・産業振興など多方面で活躍、日比谷公園の設計や明治神宮の造林など大きな業績を残すだけでなく、独自の蓄財投資法と生活哲学を実践して莫大な財産を築く。1927年(昭和2)年の停年退官を機に、全財産を匿名で寄付。1952(昭和27)年1月、85歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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お金にに対する考え方が書いてあるかと思い...

投稿日:2021/04/22 (木)

お金にに対する考え方が書いてあるかと思い読み始めましたが、それだけではなく、社会人として仕事をしていく上で参考になる事も多く書かれていて、勉強になりました。

pipi さん | 福岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もりやまたけよし

    時代は明治から昭和にかけて。貯蓄法や人生訓。内容が陳腐化していないのは、人間ってそう変わるものではないという事かな。

  • ちくわ

    特に蓄財が好きな訳ではないが、少し前に読んだ『バビロンの大富豪』が面白かったので同じ系統かな?と読んでみる。収入の一部を強制的に貯金&それを堅実な投資で増やす…などいきなり同様の手法で笑った!勿論今の時代投資は簡単ではないが、倹約&貯金は投資に比べるとまだ敷居が低い。知り合いの車屋の爺ちゃんは稼ぎは少ないのに大変な倹約家で家や土地などそこそこの財を築いているが、意外とそんな人はいるもんだ。まずは貯金から!これが普遍の真理なのだろう。最後に『働学併進』=己の理想を表す四字熟語だと感じた。こう生きてみたい!

  • すしな

    052-23.元祖ライフハッカーですね。凡人の努力の仕方を解説してくれるのですが、ただ闇雲に前に進むのではなく、目的にいかに近づくかということで、マイルストーンを設けてクリアしていくために、見えないことを見えるようにして、上がっているのか下がっているのか見られるようにしておくのが大事なのだなと思いました。ただ、見えないことがなんなのか?を見極めるにはやっぱり天才じゃないといけないのかもしれないなと思いました。

  • Kentaro

    もとより吝嗇と節倹とは全く別物である。吝嗇は当然出すべきものを出さず、義理人情を欠いてまでも欲張ることで、節倹とは似て非なるもはなはだしい。節倹は出すべきものをチャンと出し、義理人情も立派に尽くすが、ただ自分に対してだけは、足るを知り、分に安んじ、一切の無駄を排して自己を抑制する生活を指す。 ところが、この両者が実際世間からは往々同一視せられ、節倹がいかにもしみったれな、吝嗇であるかのように罵られやすい。ここで、たいていの人は節倹の辛抱ができなくなり、また辛抱ができ難いことの口実になってしまう。

  • harass

    PrimeReadingで再読。執筆時85歳の著者。蓄財と仕事と人生についてのあれこれ。蓄財については王道。給与四分の一の天引き、ある程度溜まったら、投資。著者の場合は森林不動産購入。地代配当などが所得を超えたが、60になってほとんどを寄付したとか。執筆や公演などの副業も。ここあたりは他に読んだことがあったが、仕事について、『仕事の道楽化』楽しむようになるまで勉強努力をすることを勧めている。それに資産家であることの世間的な妬みの対策や処世術なども。思いのほか学ぶところが多く実りのある読書だった。良書。

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