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独白 二係捜査 5 角川文庫

本城雅人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041155424
ISBN 10 : 4041155428
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

二人を殺害し、公判で死刑判決を受けた沼田が、突如刑務官に嫌がらせを始めた。その目的は、警察を呼んでほしいという。二係捜査の森内は、上司である信楽の留守に、沼田との面会に応じるが──。

【著者紹介】
本城雅人 : 1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、サンケイスポーツで記者として活躍。2009年、『ノーバディノウズ』で第16回松本清張賞候補となり、作家デビュー。10年、同作でサムライジャパン野球文学賞大賞を受賞。17年、『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞。18年、『傍流の記者』で第159回直木三十五賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ma-bo

    行方不明者の中でも失踪した理由が明らかになっていない人と逮捕された被疑者が結びつかないかを調べる二係事件捜査。信楽&森内コンビシリーズ第5弾。普段は書類を読み込み端緒を探すのだが、一審で死刑判決を受けた沼田が新たな殺人を告白し、森内の高校の先輩である刑務官からの情報でその相手が行方不明届が出ていた事が判明する。森内は先輩の信楽が不在の間に手柄を立てようと沼田と接触、また週刊誌も沼田と接触、記事となる。沼田の告白の意図は?殺人は事実なのか?警察と記者達はそれぞれの立場で真相を探っていく。

  • タイ子

    このシリーズはやはり巻を追うごとに面白くなる。第5弾の今作は死刑判決を受けて(まだ控訴中なので死刑囚ではないが)拘置所に収監中の男が別の殺人を告白した。これで死刑が覆るわけでもなく、殺人を追加したところでどんなメリットがあるというのか。週刊誌に生い立ちから現在までを語り、自分の全てをさらけ出したその訳とは?週刊誌記者と二係捜査の信楽、森たちとの仕事内容の違いが浮き彫りに。そんな違いを知る事も面白い。騙し騙され、その裏に隠れた事実が明らかになった時、罪人も人間と知る。

  • 海の仙人

    二係捜査シリーズ第5弾。二人を殺し死刑判決を受けた男が収監中に新たな殺人を告白する。なぜこの段階で新しい殺人を告白するのか?今回は若手の刑事と記者が失敗を繰り返しながら先輩の後押しで新たな真実に迫っていく展開が良い。信楽の「最後まで諦めなかった者だけが真実をすることができる」という言葉に納得。そして今回も最後まで読み応え十分でした。

  • きあら

    敵対する半グレを銃殺し死刑判決を受けている沼田が、収監中に新たな殺人を告白した。今回のジャーナリストは「友を待つ」等の週刊タイムス。これまでの切れ者や切れ者の切れ者が、今のマスコミの中にあっては珍しくちゃんとした記者だったのでちょっと物足りなさはあったけど、今回も読み応えあった。何故そんな事をしたのか?洸同様「あっ」と言いそうになった。

  • さくさくと♪死刑になるほどの犯罪者なのに、何か魅かれちゃうキャラでした。たられば、で歯車がねって感じでしょうか、現実にもありそう。次作も楽しみです(^_-)-☆

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