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ISBN 10 : 4623094227
Content Description
大阪発展の恩人、五代友厚の汚名を晴らす。明治十四年に官有物の払下げを出願したとされる五代は、不当に安く払下げを受けたものと激しく批判され、後世「政商」呼ばわりをされるに至った。果たしてそれは事実なのか?本書では、当時の新聞記事だけでなく、一次史料によって五代の汚点とされる開拓使官有物払下げ事件が、どのような経緯で推移したのかを、洗い直すとともに、大隈重信が追放された明治十四年の政変の謎にも迫る。
目次 : 開拓使官有物事件と誤報の連鎖/ 五代友厚と広瀬宰平の生きた時代/ 大隈財政下の直貿易論/ 大隈財政の危機と五代の助言/ 黒田清隆と北海道開拓使/ 熱海会議と関西貿易社の設立/ 広瀬宰平の東北・北海道視察/ 開拓使払下げ問題の推移/ 開拓使払下げ問題の検証/ 大隈財政の挫折と開拓使問題/ 五代友厚と広瀬宰平の意見対立/ 明治十四年の政変と開拓使事件の真相/ 開拓使廃止と関西貿易社の解散/ 開拓使後の北海道と官業払下げ/ 国益をめざした五代友厚
【著者紹介】
末岡照啓 : 住友史料館研究顧問(前副館長)。元広瀬歴史記念館名誉館長。1955年、長崎県に生まれる。78年、國學院大學文学部史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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スプリント
読了日:2025/06/22
あまたあるほし
読了日:2023/07/23
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