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忠義 武家小説傑作選 角川文庫

末國善己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041157626
ISBN 10 : 4041157625
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

男たちは、守るべきもののために、与えられた仕事に心血を注ぐ。出世争いや、無理難題、嫉妬や羨望‥‥。次々と降りかかる理不尽をはねのけ、組織で戦い続けた武士たちの気高い心意気を描くアンソロジー。

【著者紹介】
上田秀人 : 1959年大阪府生まれ。歯科医師。97年に小説CLUB新人賞佳作に入選しデビュー。2010年『孤闘 立花宗茂』で中山義秀文学賞、14年「奥右筆秘帳」シリーズで歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞、22年「百万石の留守居役」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞

朝井まかて : 1959年大阪府生まれ。2008年小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し『実さえ花さえ』でデビュー。14年『恋歌』で直木賞、同年『阿蘭陀西鶴』で織田作之助賞、16年『眩』で中山義秀文学賞、18年『雲上雲下』で中央公論文芸賞、19年『悪玉伝』で司馬遼太郎賞、21年『類』で芸術選奨文部科学大臣賞と柴田錬三郎賞を受賞

青山文平 : 1948年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年『白樫の樹の下で』で松本清張賞を受賞しデビュー。15年『鬼はもとより』で大藪春彦賞、16年『つまをめとらば』で直木賞、22年『底惚れ』で中央公論文芸賞と柴田錬三郎賞を受賞

宇江佐真理 : 1949年函館市生まれ。函館大谷女子短期大学卒業。95年『幻の声』でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。15年11月、逝去

浅田次郎 : 1951年東京都生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、19年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    末國善己編の武家小説傑作選。5名の作家さんの豪華ラインナップ。これは嬉しい。既読はあるけれど、何度でも楽しめる。

  • タイ子

    忠義を尽くすとか忠義者とか言うけど、今の時代にはすっかり死語となっているようで。忠義を尽くした武士の5つの物語。既読作品もあったが、上田秀人さんにおいては先日、訃報を聞いて驚いたところだったので何だかしみじみと読んでしまった。ご冥福をお祈りします。その上田さんの「小納戸の章」は将軍のお側近くに仕える者たちの姿を描いたもので興味をそそる面白い作品。朝井まかてさんの「一汁五菜」の食事に毒を入れる話は武士は辛いねぇって思わせる。青山文平さんは既読だけど、やはり面白い。こういうのまた出してくれないかな。

  • ケンイチミズバ

    戦がなくなりお役所勤めのご時世。お目見え以下の役回りは、どんなに有能でも将軍の目にとまらないので出世もない。が、身分の低い小納戸役は直接将軍の側で一日中働いており、顔も覚えられ気に入られると重役まで目指せる人気のお役目だ。そして将軍に厳しいことを言うのは重役たちの中でも一握り。むしろ機嫌を損ね失職するのは重臣の方だ。財政ひっ迫の折、厳しいことを、敢えて耳に痛いことを口にするお役目を全うすることでだれかが嫌われ者にならねば。それで隠居させられてもそれが忠義なのだった。現代の会社でも同じようなところはあるな。

  • baba

    最近耳にしなくなった「忠義」に関して私の大好きな5名の著者の作品が既読も含め嬉しく堪能しました。特に上田氏は訃報に接したばかりだったので、懐かしい薀蓄も含めて心して「小納戸の章」を読了しました。ご冥福をお祈りいたします。

  • Y.yamabuki

    侍も辛いよ という話が多かったが、お仕事小説として読める作品も。朝井まかてさんの草々不一からの「一汁五菜」は、読み終えると信念、家族愛をテーマにしたミステリーとも言える作品で面白かった。

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