Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784621309896
ISBN 10 : 4621309897
ISBN 10 : 4621309897
Format
:
Books
Release Date
:
February/2025
Content Description
資本主義の進展にあわせて成立した福祉国家は、20世紀の戦後リベラリズムという特異な状況下で、国家による生活保障という理念を社会にひろく浸透させた。だが、経済成長の鈍化による財源確保の問題、少子化の問題、世代間格差の問題などの深刻化によって、この理念は現在、空中崩壊しつつある。生活保障とは何か。生活保障は誰が誰に対してどのように行うべきものなのか。税制度を通じた世代間格差の是正は可能なのか。21世紀には、生活保障のあり方を理念的・制度的に再検討する必要性が高まってゆく。
【著者紹介】
神島裕子 : 立命館大学総合心理学部教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。研究テーマは、現代正義論とケイパビリティ・アプローチ
金山準 : 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。研究テーマは近現代フランス社会思想史
早川健治 : 翻訳家・通訳者。ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン哲学科修士課程修了。配信番組「フィネガンズ・ウェイクを読む」主催者。認証活動団体「本のフェアトレード」発起人
迫田さやか : 同志社大学経済学部准教授。同志社大学大学院経済学研究科博士後期課程退学。博士(経済学)。研究テーマは、所得分配論(格差問題)と医療経済学
木山幸輔 : 筑波大学人文社会系助教。東京大学総合文化研究科博士課程士課程単位取得満期退学。博士(学術)。研究テーマは、道徳・政治・法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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