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図解入門ビジネス 最新電力システムの基本と仕組みがよーくわかる本 第2版

木舟辰平

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798062068
ISBN 10 : 4798062065
Format
Books
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

脱炭素、レジリエンス強化等、課題山積。原子力発電や核燃料サイクルの今後。太陽光、風力など再エネの長所・弱点。自由化で複雑になる電力市場の行方。デジタル技術の融合が拓く電力の未来。発電・送配電の仕組みと概要を掴む。改正電事法、FIT法。次世代の需給構造の全貌。

目次 : 第1章 電力システムの基本/ 第2章 水力・火力/ 第3章 原子力/ 第4章 送配電/ 第5章 再生可能エネルギー/ 第6章 分散型システム/ 第7章 電力自由化/ 第8章 電気料金/ 第9章 電力市場/ 第10章 次世代の電力システム

【著者紹介】
木舟辰平 : 1976年生、東京都八王子市出身。一橋大学社会学部卒。編集プロダクション、出版社勤務を経て、2004年から10年まで月刊エネルギーフォーラム記者として電気事業制度改革や原子力政策などエネルギー問題を取材。社会人大学院博士前期課程、物流専門紙記者を経て、14年からガスエネルギー新聞記者として電力政策等を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Eric

    同シリーズで一番まとまっていると個人的に感じた一冊。電力システムという、外から中身が全く見えない複雑怪奇な業界を解体していく。電力自由化って何?新電力って?先日の電力市場急騰(21年1月:200円超/kWh)は何の話?という背景を知るのに大変役立つ。電気って、スマートで無機質なイメージがあったが、実はルールをひとつずつ検討して積み上げて、時には利害関係者の思惑も反映して作られているので、相当に人間的な仕組みだと感じた。

  • Z

    電力ビジネスの仕組みを書いた本。自然エネルギーや新電力の参入と、東日本大震災をメルクマークとする、電力ビジネスの変容、動向を追おうと読む。大枠としては電気は水道と同じように自由化は馴染まないという考えもあるが、自然エネルギーの普及、電力のサービスの向上を目的に震災以降自由化に舵を切る。ただ、@発電機能は大手電力会社が占めていることAよって実質小売会社のみ自由化されてる状況B電力は発電量と消費量を同一にしなくてはいけず、調整が難しいC自然エネルギーの普及も拍車にかけるといった状況。項目ごとに細かく整理され

  • yuno

    電力について、発電、小売、送配電、各種市場など、幅広いテーマがコンパクトにまとまっていて、とても助かる。東西の周波数の違いや既存の大手電力の独占からスタートしている経緯による限界はあるものの、これだけ複雑なシステムをよく設計できたものだと驚くし、この制度群をこのボリュームに端的にまとめる筆力もすごいのだろうと思う(政府の資料は全体像を理解するには分かりにくい…)。書きぶりについて評価するための知見は持たないが、多少なりとも知識のある発電分野を見るに、バランスがとれた記述になっていると思う。

  • Barranco

    この領域の主要トピックを浅く広く浚うのに適した一冊。2020年出版なのでその後の変遷は別途追いかける必要あり。特に足元ではロシアのウクライナ侵攻や国内電力需給逼迫によって環境は一変している為、これらを幾分勘案して読み進めなければいけない。

  • Haruki

    第2版で’20/7現在の発送電システム・電力市場の現状を概観することができる。00年代から始まった発送電分離や小売完全自由化、それに加えて東日本大震災、ブラックアウトや長期停電などの影響も受けながら、手探り状態ではあるが、経済性の原理とインフラとしての安定性の難しい両立を目指してのダイナミックな潮流を感じることができる。現状は、大手電力会社と、エネルギー事業者や新電力事業者の攻防含めた制度構築がメインであるが、ここに市民の選好というファクターが入ることで、デジタル化や利便性という価値も追加されてほしい。

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