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ほとんど憲法 下

木村草太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309249506
ISBN 10 : 4309249507
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

うそを言いふらしていけないのはなぜ?このルール、変じゃない?日々感じていることを、憲法を使って考えてみよう。105の重要キーワードでよみとく。

目次 : 春―お題|「理想の担任」「遠足のお弁当」「コレで世界一を目指す!」(不当に働かされないで済むように―労働基本権/ 私たちの権利を守っているものは何か?―人権宣言と統治機構 ほか)/ 夏―お題|「夏休みにしたいこと」「宿題をラクに終わらせる方法」「運動会の種目」(外国に住むのも旅行するのも自由なのはどうして?―外国移住の自由/ 選挙のルールは、どうあるべきか?―選挙運動の自由 ほか)/ 秋―お題|「大好きな給食メニュー」「家族のクセ」「最近一番うれしかったこと」(公園で友達と遊べるのも、憲法のおかげ?―集会の自由/ 間接的でも直接的でも、差別は差別―間接差別 ほか)/ 冬―お題|「今年はやるもの」「自分の中にいる鬼」「4月に始めること」(議題を出すときは、丁寧に準備を重ねてから―内閣の議案提出権/ 裁判で無罪と決まったら、どのように償われるか?―刑事補償 ほか)

【著者紹介】
木村草太 : 1980年生まれ。首都大学東京法学部教授。専攻は憲法学

朝倉世界一 : 1965年生まれ。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • えちぜんや よーた

    日本国憲法には「合理性の基準」という考え方があるのか、40数年生きてきて初めて知った。「1)政策の目的が正しいこと 2)その目的達成に、自由の制限や人の区別が役に立っていること」。コロナ第二波・第三波のために備えることは医療体制の拡充や経済活動の維持だけではない。公権力が発動した政策についても「合理性の基準」にもとづき、日本国民だけでなく日本に定住している人も巻き込んでチェックをする必要がある。コロナを言い訳にしてこれからの日本をかつての日本が歩んだ全体主義国家にしてはならない。

  • かおりんご

    児童書。こちらの方が、楽しめた。上巻で、著者の書き方に慣れたのもあるのかもしれないが。憲法に対するとっかかりとしては、面白いと思う。

  • Mao

    上巻に引き続き一気読み。巻末のトミナガとの対話が一番好きだなぁ。こんな友達がいるって幸せだね

  • みんく

    パターナリズム。「あなたのため」と言って、強制または禁止されることってあるある。でもそれって、ほんとにその人のためになってる?ちょうど著者がツイッターで教育の話をしてて、タイムリー。もう覚えた漢字をノートいっぱいに書く宿題とか意味ない!その労力と時間を、もっと興味の持てる学習に。「権力者は、曖昧さに乗じて、自分の都合の良いように法律の意味をねじまげるかも」黒川問題での解釈変更を閣議決定?あいちトリエンナーレの補助金不交付?現在起こっている問題のほとんどが憲法に関係ある!あと、岡さんがほとんどかわいい。

  • サラサラココ

    置いておいたら子どもが読んでいた、小学生からの憲法入門下巻。小学校のクラスの子とのエピソード多数。中でもトミナガ君が多く登場。子どもにトミナガ話題多いよねと言ったら、トミナガ面白いよね、と言っていた。

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