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臓器漂流 移植医療の死角

木村良一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591103456
ISBN 10 : 4591103455
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2008
Japan

Content Description

「いのち」を求め、世界をさまよう人びとがいる。世界的なドナー不足のなか、今移植医療の現場で何が起こっているのか。中国の死刑囚ドナー、フィリピンの臓器売買問題などを追う渾身の医療ルポ。

【著者紹介】
木村良一 : 1956年10月18日生まれ。慶應大学卒。83年4月、産経新聞社入社。98年2月、社会部次長。2005年7月、社会部編集委員。06年2月、論説委員。社会部記者が長く、警視庁、運輸省(当時)、国税庁、厚生省(同)などを担当。主にリクルート事件、金丸脱税事件、薬害エイズ事件、脳死移植問題を取材した。06年3月〜08年3月、慶大非常勤講師。02年7月に第21回ファルマシア医学記事賞、06年9月に第25回ファイザー医学記事賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヤマセミ

    新聞記者が書いた移植医療のわかりやすいルポ。世界的なドナー不足の中で、たくさんの問題が起きている。すごいのが中国の死刑囚ドナー。銃殺すると臓器が痛むから麻酔をかけて臓器を取り出す。ドナーが足りなければ死刑囚を増やす。フィリピンでは臓器売買。善意で無償で提供される臓器はあまりにも需要に足りない。

  • ybhkr

    わたしはけっこう早いうちから献体登録をしているのだが、若いひとにはなるべく献体よりも移植カードのほうに記入してほしい感じが見え隠れ。あくまでも善意の提供だから献体にはない問題点がいくつかあって今のところ難しい。病気の腎臓の話、理解。今まで医者のドラマでもこの話題が出た時にイマイチ理解できなかったけど、そういうことか。法律はどこまで倫理に踏み込み判断していくのだろうか。患者は臓器移植を受けてまで生きたいのではなく、負担の少ない体になりたいのだ、ということはわかった。それだけに結論は出ない。

  • 真林

    医学書。タイトルに難あり。臓器漂流というよりは、臓器提供してくれるドナーを求めて漂流するレシピエント。移植医療の死角というよりは、移植医療の現状。内容も論点がそこまで定まっていなかったように思える。とりあえず移植医療が現在どのような問題を抱えているのか、その片鱗くらいはわかったような気がする。

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