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日本手話とろう文化 ろう者はストレンジャ-

木村晴美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903690070
ISBN 10 : 4903690075
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2007
Japan

Content Description

NHK手話ニュースのキャスターにして、「ろう文化宣言」の中心人物である著者のメルマガが、待望の単行本化。日本手話とろう者についての様々な問題を取り上げ、時にはユーモアを交え、時には怒りをこめて語る。

【著者紹介】
木村晴美 : 山口県生まれ。ろうの両親から生まれ育ったろう者。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。国立身体障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科教官(1991年〜)。NHK手話ニュース845の手話キャスターとして出演中(1995年〜)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夜長月🌙新潮部

    これまで聴覚障がい者をひとくくりにして考えてしまっていましたがそれは日本人やアメリカ人やフランス人を言語や文化の違いも考慮せずに接しているようなものです。日本語対応手話を用いず日本手話を用いるろう者は日本語を手話で表しているのではなく違う言語を母語としています。従って自然と思考や態度も異なるものになっています。その辺の理解が日本ではまったく広まっていません。例えば腕を組む姿勢はえらそうに見えるなどと感じたりしますがろう者にとっては手話が使えない状態であり熱心に傾聴する姿となります。

  • Nazolove

    もはや書店においてもいないであろう本であったため購入。 多言語を勉強する前にまずその言語を使っている文化を学ばなければいけない、という考え方には驚いた。 多言語をただ勉強するよりもこういったところが我々と考え方が違う、通訳もただ変えるだけでなくこういった文化を学ばないとずれが生じる、というところは現在手話通訳を学んでいる身としては改めて気を付けなければいけないところだなと思った。 ところどころであ、これ著者が話してたなー、なんていうところもあったので私も著者ファンの一人だななんて思った。

  • 紫草

    「ろう文化宣言」の木村晴美さんのメルマガ本にまとめたもの。日本手話やろう文化への聴者の無理解に対するいらだちやもどかしさをすごく感じる。手話を勉強している聴者や手話通訳者でも、「ろう文化」というものへの理解がない人も多いらしく、また聴こえない人の中でもどうやら意見が分かれているようなので、根が深い難しい問題と感じます。「デフ・ヴォイス」の中で主人公がろう者に「あなたの手話はわかりやすい」と喜ばれる場面がありますが、それがどういうことだったのかが、ちょっとわかってきました。

  • 『デフ・ヴォイス』を読んで、自分のあまりの無知に読んでみた本。読みやすかったです。手話は補助的なツールと思っていましたが、語順も日本語と違えば、言葉に対する考え方そのものにも深く関係していて、やはり言語なのだと思いました。ただ、筆者がややかたくなかな?と感じる部分もあり。

  • kaede

    この著者のツイッターでの発言に興味を持ち読んでみた。そもそも、日本手話と日本語対応手話が全く違うものであることさえ知らなかった身としては、教えられることばかり。

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