看護師に「生活」は許されますか 東京のコロナ病床からの手記

木村映里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910511283
ISBN 10 : 4910511288
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
192p;19

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読書メーターレビュー

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  • shikada さん

    コロナ対応に携わる看護師の手記。医療関係者が受けた差別を可視化している。感染リスクが相対的に高いゆえに受ける偏見や、ある種過剰なまでの感謝・応援を受けて、著者は疲弊した。看護師は英雄でも白衣の奉仕者でもなくて、ひとりの労働者だと著者は言う。想定外の事象(今回ならコロナ)のせいで、平時より高い負荷がかかる職業人に対しては、せめて処遇を改善するとか、精神論だけじゃない対応が必要だと感じる。

  • t miya さん

    重い内容ながら、読みやすかった。この2年間に起こったことはストレスフルなことばかりだったけど、看護師にとってはめまぐるしく感情が揺さぶられることだったのだな、とひしひしと伝わってきた。表面的な綺麗事では語れない医療従事者の内面を垣間見ることができてよかった。

  • たこ さん

    2022年11月5日初版発行。まだ「次」などと言える状況でないが、「次」のパンデミックのときに残っていてほしい一冊だし、今この時代に読んでおくべき一冊でもあると思う。第4章、罪悪感に対して腹を決めた著者が眩しい。シンプルに「ありがとうございます」と伝えたい。

  • せい さん

    コロナで厳しい状況の中でもきちんと医療者としての自分を客観視できる著者のバランス感覚や倫理観に自分も思わず襟を正す思い。自分もコロナでいろいろ仕事がきつかったけど、同い年の著者が踏ん張っている限り諦めずにやっていきたいと思った。

  • ロシアンブルー1 さん

    『医療の外れで』を読んでから、密かに応援している。なんと繊細な女性なんだろう。倫理観に照らし合わせて内省できるからこそ、作家としての視点を持っていると言えるが、これ以上心折れないで、弱者を見つめる交差点としての病院勤務を続けて欲しい。そして発信して欲しい。

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人物・団体紹介

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木村映里

1992年生まれ。日本赤十字看護大学卒。2015年より看護師として急性期病棟に勤務。2017年に医学書院「看護教育」にて、看護における用語と現実の乖離について、「学生なら誰でも知っている看護コトバのダイバーシティ」というタイトルで1年間巻頭連載を行う。2018年より「note」での発信を開始し、反医

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