Product Details
ISBN 10 : 4867880345
Content Description
労働安全衛生法の基本を的確に理解することは、安全衛生管理活動の出発点だと言われています。
その一方で、労働安全衛生法は、多種多様な労働者の安全や健康に関する事項をまとめて規制しているため「複雑でわかりにくい」という側面もあります。
本書は、このような労働安全衛生法の特徴を前提として、この法律の全体像を視覚的に把握しやすいように、130ものチャート図を収録して、チャート図のイメージによって労働安全衛生法の各条文を理解することができるように工夫しています。
本書のおもな読者としては、事業場の管理職、産業医、安全管理者、衛生管理者、安全衛生推進者(衛生推進者)や労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント、社会保険労務士、作業環境測定士などを想定していますが、合わせて、これらの資格の取得を目指す人にとって最適な参考書となるように、資格取得に必要な知識が身に付くように構成に工夫を凝らしています。
改訂10版は、「化学物質の自律的な管理を基軸とする規制」への移行を趣旨とした省令改正や一人親方等に対する安全衛生対策の義務化などの改正内容を中心に、2024年7月現在の労働安全衛生法の内容に対応するよう改訂しました。
収録したチャート図に関しても、はじめて労働安全衛生法を学ぼうとする人でも、容易にその内容が理解できるように、わかりやすく見直しを図っています。
【著者紹介】
木村嘉勝 : 1944年滋賀県生まれ。1968年立命館大学理工学部卒。民間企業に勤務の後、1970年労働省入省(公募労働基準監督官及び国家公務員上級職甲種採用)、富山、和歌山、岡山、北海道の各労働基準局安全主務課長、労働省環境改善室長、熊本労働基準局長、労働省化学物質調査課長、同省安全課長を歴任し、広島労働局長で退職。2001年から中央労働災害防止協会常務理事、人事院安全専門委員、OSHMS促進協議会会長、全国衛生管理者協議会会長、(社)日本作業環境測定協会常任理事、(財)労働科学研究所評議員、(独)雇用能力開発機構「私のしごと館」副館長、(公財)安全衛生技術試験協会監事、滋賀地方労働審議会委員(会長代理)、滋賀労働局安全衛生専門委員。現在、(株)YKマネジメント代表取締役。労働安全衛生法の制定、その後の同法令改正や主要な安全衛生政策の企画等を担当。2021(令和3)年秋の叙勲で、瑞宝小綬章を受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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