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Who I Am パラリンピアンたちの肖像

木村元彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087890129
ISBN 10 : 4087890120
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

内戦で足を失った選手、宗教上の制約で女性が活躍できない国に生まれたアスリート……。
パラリンピアンには、時に五輪選手以上の背景やドラマがある。
共通するのは、五輪の商業主義や障害者スポーツに在りがちなお涙頂戴を超えた、アスリートとしての矜持だ。
彼らの強烈な個性に迫ったWOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』。
番組では描き切れなかった舞台裏に、ノンフィクション執筆陣が迫る。

◆目次◆
序 章  これが自分だ!──パラアスリートのマインドと身体性に迫る番組の誕生 木村元彦
第一章 【エリー・コール】「私が速いのは、私が幸福だから」──すべてをプラスに解放する片足のオージースイマー
第二章 【サフェト・アリバシッチ】 「オレはこのスポーツを通して、ノーマルに生きることができるようになったんだ」──「民族浄化」の時代に、シッティングバレーボールと出会う 黒川祥子
第三章 【ザーラ・ネマティ】 「私はあの事故を“チャンス”と名づけました」──イラン人女性初の金メダリストがアーチェリーで実現したこと 大泉実成
第四章 【リカルディーニョ】 「ボールを蹴りたい。試合に出たい。僕は、それで生きているんだから」──サッカー王国ブラジル・盲目の10番、その軌跡と奇跡 吉田直人
第五章 【ベアトリーチェ・ヴィオ】「私は、ただのいい子じゃないのよ」──“四肢の無い世界唯一のフェンサー”は、最強の不死鳥になった 八木由希乃

◆著者略歴◆
木村元彦:ノンフィクションライター。『オシムの言葉』でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。
大泉実成:ノンフィクションライター。『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』で講談社ノンフィクション賞受賞。
黒川祥子:ノンフィクションライター。『誕生日を知らない女の子 虐待──その後の子どもたち』で、開高健ノンフィクション賞受賞。
八木由希乃:化粧品会社に勤務後、女性誌のライターへ。フリー転身後はノンフィクション・美容を中心に取材、執筆。
吉田直人:1989年、千葉県生まれ。中央大学卒業後、広告会社勤務を経て、フリーライターとして活動中。


【著者紹介】
木村元彦 : ノンフィクションライター。『オシムの言葉』でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞

大泉実成 : ノンフィクションライター。『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』で講談社ノンフィクション賞受賞

黒川祥子 : ノンフィクションライター。『誕生日を知らない女の子 虐待―その後の子どもたち』で、開高健ノンフィクション賞受賞

八木由希乃 : 化粧品会社に勤務後、女性誌のライターへ。フリー転身後はノンフィクション・美容を中心に取材、執筆

吉田直人 : 1989年、千葉県生まれ。中央大学卒業後、広告会社勤務を経て、フリーライターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 活字スキー

    単なる趣味の域を遥かに越えて己を高め、世界の頂点を競うアスリートという存在。その中でも、障害をもった上で敢えて過酷な戦いに身を投じるパラリンピアンのトップレベルともなれば、それはもう半端なく濃い人達に決まってる。大阪谷六にある隆祥館書店で面陳された『WHO I AM(これが私だ)』というタイトルに惹かれてみれば、まさに期待通りの超人列伝だった。それはお手軽な感動ポルノなんかじゃない。全力で自分を生きようとするその姿、その面構え、魂の叫びに震えろ!

  • Yuka

    大好きなドキュメンタリーシリーズWHO I AMの書籍版。単純にドキュメンタリー映像が文章になったのではなく、その撮影の裏側についても描かれていて、どのストーリーも一度は観ているのにまた新しい発見があった。 映像を観ていなくてもパラアスリートの生き様がリアルに描かれていて作品としても楽しめる一冊。 これ読んでまた映像も観たくなったから改めて見直そうかな!

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