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社長・溝畑宏の天国と地獄 大分トリニ-タの15年

木村元彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087805284
ISBN 10 : 408780528X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2010
Japan

Content Description

社長失格なのか。大分トリニータの社長を解任された溝畑宏とチームを襲った悲劇の正体に迫り、Jリーグの病巣、弱小クラブの現実、中央と地方の格差など、様々な問題を暴いたノンフィクション。

【著者紹介】
木村元彦 : 1962年愛知県生まれ。中央大学文学部卒。ノンフィクション・ライター、ビデオジャーナリスト。スポーツ人物論、アジアや東欧などの民族問題などの取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふろんた2.0

    良くも悪くもよくJ1で戦えるチームを作り上げたものだ。スポンサー獲得は常に綱渡り状態。安定した収入が保証されないスポーツビジネスの難しさを感じる。溝畑氏の個性が強すぎるが故に敵も多く作ったが、それでも協力者は現れるところに氏の能力の高さを感じる。一緒に仕事をしたいと思わないが、スポンサー企業を全力で守り抜こうという姿勢はすごいと思った。

  • Kentaro

    (2009年1月溝畑宏の別府での講演より)15年前、トリニータを作ろうと話していて、いろんな人の大反対で、なかなか船出ができないでいた。グラウンドがない、ホームスタジアムもない、チームも何もないと。それでも、とにかくやろうと。私、94年のときに、トリニータを将来、「10年以内に絶対にJ1に上げて観客動員数3万にしたる」と宣言しました。何事も私は、実行するときには何のためにやるのかという、理念をはっきりさせ、目標設定をする。次に大事なのは、いつまでにやるのかというのをはっきりさせ、できなかったら責任をとる。

  • さんつきくん

    サッカー関連本が読みたかっただけと言う安易な思いで読んだのだが、思わぬ衝撃作に出会えた。「真実は小説より奇なり」を地で行く、強いインパクトを受けた作品でした。大分トリニータと言うサッカークラブは県民に求められて出来たのではなかった。霞が関のキャリア官僚・溝畑宏氏と平松元県知事の見た夢から始まった。その夢はあまりにも大き過ぎて、地元経済界はついて行けなかった。溝畑は希にみる経営者だった。官僚を辞めてまでトリニータを守ろうとした。大きな夢を見るための先行投資を回収し切れず、叩かれた。

  • momo

    溝畑氏の強烈なキャラクターに押され、一日で読んでしまいました。もともと市民の要望でなく日韓W杯のために作られたチーム、スタジアムであるところが、一番の問題だったのだと思う。スポーツマネジメントって綱渡りなんですね。打たれ強い溝畑氏の今後がとても気になります。

  • 山田太郎

    ハゲで、チンポとケツ出すくらいでないとだめだと思った。1200円は安いと思う、おすすめです。

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