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「夜遊び」の経済学 世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」 光文社新書

木曽崇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334039929
ISBN 10 : 4334039928
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan

Content Description

創業から半世紀、パタゴニアは他に類を見ない“型破りな経営”をいかに進めてきたか?
創業者イヴォン・シュイナード渾身のメッセージ。 美しく迫力あるアウトドア写真多数。フルカラー永久保存版。


【目次】

ナオミ・クラインによる序文

新版に寄せて

はじめに

第1部 パタゴニアの歴史 ── 創業から半世紀を経て

手仕事に長けた父、良心に従って行動する母/クライミングにはまり、フライフィッシングを覚える/冬は道具を作り、夏は岩場や山に出かける/消費文化や権力に対する反抗心/初めて社員を雇い、シュイナード・イクイップメントを設立/事業の拡大と、地球への負荷/ロゴの誕生と最初の大失敗/事業家として生きる覚悟を決める/機能と品質の飽くなき追求/成長に伴って変えること、変えないこと/環境破壊はすでに始まっていた/次々に巻き起こる経営課題/解雇という最低最悪の日を、二度と繰り返さないために/パタゴニアらしく生きる

第2部 パタゴニアの理念 ── 8つのガイドライン

1 製品デザイン ── 常に最高をめざす
2 製造 ── コストより品質を優先する
3 販売・流通 ── 顧客と関係を結ぶ
4 マーケティング ── メッセージを伝える
5 財務会計 ── 利益を目的としない
6 人材活用 ── 働きやすさを重視する
7 経営指針 ── 価値観を共有し挑戦する
8 地球環境 ── 企業として責任を全うする

おわりに

謝辞

訳者あとがき

参考文献



著者略歴



【著者】
イヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard)
サーファー、カヤッカー、鷹匠、クライマー、フライフィッシャーマン兼鍛冶屋。パタゴニアの創業者兼オーナーであり『レスポンシブル・カンパニー:パタゴニアが40年かけて学んだ企業の責任とは』(ダイヤモンド社)、『シンプル・フライフィッシング:テンカラが教えるテクニック』(地球丸)の著者。妻のマリンダとカリフォルニア州ベンチュラ在住。

【訳者】
井口耕二(いのくち・こうじ)
1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。獣道をたどって鹿の角を探すなど山が好きで、子どもにも山にちなんだ名前を付けている。最近は自転車で峠巡りをしたりしている。主な訳書に『スティーブ・ジョブズ I・II』(講談社)、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン:人々を惹きつける18の法則』『リーン・スタートアップ:ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』(日経BP社)、『リーダーを目指す人の心得』(飛鳥新社)など、共著書に『できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン』(講談社)がある。

【著者紹介】
木曽崇 : 国際カジノ研究所所長。1976年、広島県生まれ。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒(カジノ経営学専攻)、日本で数少ないカジノの専門研究者。米国大手カジノ事業者にて内部監査業務を勤めた後に帰国し、2004年にエンタテインメントビジネス総合研究所に入社。主任研究員としてカジノ専門調査チームを立ち上げ、国内外の各種カジノ関連プロジェクトに携わる。’05年より早稲田大学アミューズメント総合研究所カジノ産業研究会研究員として一部出向、国内カジノ市場の予測プログラム「W‐Kシミュレータ」を共同開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おせきはん

    夜間の外出時間を長くして経済活性化につなげるには、飲食に加え、美術館の夜間開館やコンサート、イベントの開催など前後に飲食を伴う楽しみ方を増やすのも重要だと思いました。ライトアップショーを見るために施設を出なければならないようにしたシンガポールのマリーナベイ・サンズの工夫は興味深かったです。

  • anken99

    読もうと思って、いつもの間にやら“夜の街”にはとても行きにくいタイミングに。。。本書で語られるのは、そんな夜という時間帯を有効に生かすことが経済という観点では大切だということ。どうしてもナイトビジネスは悪いイメージがあるが、水商売やギャンブル系に限ったものばかりでもない。例えば、観光という側面で見た場合、夜を部屋で過ごさざるを得ないケースが、日本では非常に多いという話。だからこそドンキが、インバウンド相手に大変盛況だということに、なるほどなあとうなづけた。また、交通など、周辺産業も潤う。勉強になった。

  • テキィ

    語り口は全体にわかりやすい。好著だと思います。 観光立国実現のためには、いつまでもKPIを来日人数で計るんじゃなくて、観光客が日本で消費した金額だろうといわれたら全くその通りだと思う。 しかし実際には夕方から夜間にやる事が全くない。金の使い道がうまく仕組まれてない。 それじゃあ、だめだよ。だから具体的にはこんな事を考えて行こうね云々、というお話。 デービッド・アトキンソンも似た事を言っていたと思う。

  • Kentaro

    ダイジェスト版からの感想 ナイトタイムエコノミーの振興は、これまで消費の場としてあまり重要視されて来なかった消費者の夜の時間帯を解放する事で、消費機会を増やし、地域の経済活性化に繋げようとする施策である。 神戸ルミナリエと新宿ゴールデン街の比較がされているが、前者は取り組みの主体が自治体であり、後者はゴールデン街の店主たちであるため、エンターテイメント性が異なるようだ。若者を中心とする「夜遊び」をする人たち、飲食やエンターテインメントを提供する人たちから、自然発生的にムーブメントが起こる事が望まれる。

  • oooともろー

    このような概念は知らなかった。そもそも「夜遊び」に使える金銭的余裕が無ければ話にならない。

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