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ゼロからわかる日本の所得税制 103万円の壁だけでない問題点 光文社新書

木山泰嗣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334106683
ISBN 10 : 4334106684
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

所得税がどのような計算で決められているか知っていますか?「103万円の壁」問題で報道などの注目集めた「所得税」。会社員の場合は源泉徴収されるため、「払っているけれど、どんな仕組みか、いくらぐらい払っているかはよくわからない」人も多い税の一つです。じつは憲法における「生存権」とも深くかかわっている、「所得税」の仕組みから問題までがわかるようになる一冊。

【著者紹介】
木山泰嗣 : 1974年、神奈川県横浜市生まれ。青山学院大学法学部教授(税法)、同大学大学院法学研究科ビジネス法務専攻主任。鳥飼総合法律事務所客員弁護士。2011年に『税務訴訟の法律実務』(弘文堂)で、第34回日税研究賞(奨励賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    毎月の給料から引かれているけれど、よく知らない「所得税」の仕組みから問題点まで、「税制改正」をテーマに解説した1冊。税金はどのように決められるのか、所得税はどのように計算されるのか、「103万円の壁」問題の本質は何か、サラリーマンの経費控除、基礎控除と配偶者控除の所得制限、令和7年改正とそれ以前の改正、退職所得の3つの優遇措置、超過累進税率の課題など、丁寧に解説されていましたが、税制そのものが複雑で分かりづらいこと、控除の特例も認知が不十分で、所得制限が必要なのかどうか再検討が必要だと改めて実感しました。

  • すのさん

    本書は税制が税法理論、さらには憲法に基づいているかという視点で解説を行っているのが興味深い。基礎控除や配偶者控除などの所得制限は憲法25条の生存権に違反するのではないかと指摘する。税制も国民の総意に基づいて必要な箇所を改正する必要があり、毎年の税制改正大綱から自動的に税制が改正される現状が適切であるとは言えないだろう。今回話題になった103万の壁については、生活費の控除=基礎控除と考えたうえで、物価上昇に合わせた適切な額に引き上げるべきという主張が本質であると解説している。

  • リットン

    時代の移り変わりに対して、仕組みがついていけていないのはそうだよなぁ。。とはいえ、常に仕組みが追いついている状態は無理があるよなぁ。インフレ率的な指標に税率や控除額を連動させるとかになるけど、指標自体じゃあどう測るのがいいんじゃって話になるし、無理そう。また、税法の理論的にはそれは、正論で筋が通ってるかもだけど、政治の観点から見ると、それは正論すぎて机上の空論だろうなっていうのもあった。国民が税への理解を深めるのは大事だけど、毎日自分のことで忙しい中で、納めてる税の中身まで気を回す余裕ないよなぁ、めんどい

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/6a61f632-59bd-4941-af2b-df766863ced2

  • Guro326

    毎月の給与明細の税額が誤ってないか計算して確認してる派で、確定申告の税額も確かめる派なのだが。今回令和7年の改正(来年払う分)の、所得税制の変更は、大変ややこしいことになってる。壁の撤廃の与野党の攻防の末だが。これ絶対国税庁のWebだけ見てもわかんないな。この新書1冊必要になるレベル。読んでよかった。

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