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一万両の首 鍵屋ノ辻始末異聞 講談社文庫

木内一裕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065412619
ISBN 10 : 4065412617
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

時は寛永、戦乱の世からわずか15年。
男たちが自らの生き様を貫けた最後の時代。
「日本三大仇討ち」の裏にあったのは
ここでしか生きられなかった武士(もののふ)の矜持(プライド)。

生きるため、命はとうに棄てた男たち。
たったひとりの小姓の命から巻き起こる、
旗本8万騎vs.外様大名31万石vs.浪人(アウトロー)10万人の激突。

寛永7年。事の始まりは備前岡山藩で起きた殺人事件だった。主君の寵愛を受ける小姓を惨殺し、追われる身となった河合又五郎は江戸に逃れ、旗本・兼松又四郎に匿われる。
一方、江戸の長屋に暮らす浪人の市岡誠一郎。用心棒などで糊口を凌ぐ日々の中「腕の立つ剣客を探している」という呼びかけで、ある屋敷を訪れることになる。
河合又五郎、兼松又四郎、そして市岡誠一郎。
3人の武士がそれぞれの矜持が相まみえるとき、本当の「戦国」が終わる。
日本三代仇討ち「鍵屋ノ辻の決闘」の背景には、本物の侍がいた。

『藁の楯』『アウト&アウト』の著者が初めて挑む
「もうひとつ」の真実を描く「新・時代小説」



【著者紹介】
木内一裕著 : 1960年、福岡生まれ。’83年、『BE‐BOP‐HIGHSCHOOL』で漫画家デビュー。2004年、初の小説『藁の楯』を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ワンモアニードユー

    鍵屋の辻をモチーフにした世界で描く時代エンタメ。木内一裕さんのファンなので、疾走感と小気味よさが気持ち良いのですが、時代小説としては粗削りすぎて細部の感動が味わえず、総評としてはいまひとつでしょうか。ギリ合格点といったところかと。

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