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企業買収の実務プロセス

木俣貴光

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784502390111
ISBN 10 : 4502390119
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

本書は、買い手企業の担当者がディールを遂行する上でのポイントを時系列で解説しています。第3版は、令和元年会社法改正、第2版以降の税制改正等の制度改正に対応。新制度である株式交付制度については、新たに節を設けて解説しています。また、M&A戦略立案に関する記載の見直し、バリュエーション上の論点の追記など、最新のM&A実務を丁寧に反映しています。

目次 : M&Aの進め方/ 第1部 プレM&Aフェーズ(M&A戦略の立案/ ターゲット企業の選定と評価)/ 第2部 実行フェーズ(フィナンシャル・アドバイザー(FA)の選定/ ターゲット企業へのアプローチと初期分析/ 企業価値算定/ 買収スキームの検討/ 交渉/ 基本合意/ デューデリジェンス(DD)/ 最終契約/ クロージング)/ 第3部 ポストM&Aフェーズ(統合準備/ 経営統合)/ おわりに M&Aに失敗しないために

【著者紹介】
木俣貴光 : 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社コーポレートアドバイザリー部長プリンシパル。早稲田大学政治経済学部卒業。名古屋市立大学大学院経済学研究科修了(経済学修士)。大手石油会社、外資系コンサルティング会社を経て現職。20年以上にわたり、大企業から中堅・中小企業まで、幅広いクライアントに対して、M&Aアドバイザリーのみならず、グループ組織再編、事業承継対策といった資本政策のほか、M&A戦略立案、PMI支援、ビジョン策定、企業再生支援など、資本政策に関連する多様な戦略テーマにかかるコンサルティングを行う。著書に、『M&A戦略の立案プロセス』(中央経済社)(第14回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)などの実務書のほか、M&Aの実務小説『企業買収』(第6回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)(中央経済社)など。コンサルティングに加え、新聞・雑誌への寄稿、執筆、講演、研修などを通じて、M&Aや事業承継対策に関する啓蒙活動に精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちくわ

    M&A全体を概観する本。構成としてはM&A実施時の時系列に沿った構成をベースとしつつ、個々の章における説明においてはビジネス・法務・会計・税務の切り口から検討すべき点の概観が説明されている。法務の立場から本書を読むとすれば、まず、フェーズごとの法務的な論点の位置づけを学ぶという使い方がありうる。もちろん詳細は別の書籍を当たらないとわからないが、まずは概観を掴むというのは大事と思う。次に、会計や税務といった馴染みのない分野の論点を学ぶという使い方もある。木を見て森を水となってはいけないので。良い本だと思う。

  • 野副 裕幸

    企業買収プロセスにおいて、財務、法務、ビジネス、その他各種論点を、網羅的、横断的に整理していて、全体感を俯瞰するには良い一冊。 各々の論点の深さは足りないが、それらは各々の専門書に任せるとしても、まずはこちらの一冊で、「分からないことがない」状態を作れれば、M&A担当者として及第点だと思う。

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