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認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由 5000人を診てわかったほんとうの話 講談社+α新書

木之下徹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065210802
ISBN 10 : 4065210801
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 認知症予防の真実(認知症の人はたくさんいるの?/ 「○○すれば認知症にならない」は本当ではない/ 国が「認知症予防を」と言っています/ 予防がダメならどうする?)/ 第2章 認知症の“診断”の真実(なぜ認知症診断は難しいのか/ 自分が自分でなくなる不安/ なぜ、なんども同じ事を言うのか/ 認知症になれば「本人は幸せ」か)/ 第3章 認知症という“症状”の真実(なぜ認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われると怒るのか/ 暴言・暴力は認知症の「症状」ではない)/ 第4章 認知症の“治療”の真実(薬の真実/ 早期発見の大切さ/ 暴れることの真実/ せん妄とは)/ 第5章 「認知症と生きる」真実(認知症を悪化させないためにどうすればいいのか?/ 大事なのは本人とのコミュニケーション/ 自立・自律して生きられる?)

【著者紹介】
木之下徹 : 1962年兵庫県明石市生まれ。東京大学医学部保健学科卒業、同大学院修士課程修了(疫学教室)、博士課程(保健社会学教室)中退後に山梨医科大学卒業、同大学助手、国立精神・神経センターゲノムプロジェクト(アルツハイマー病、てんかん)非常勤研究員を経て医療法人社団こだま会こだまクリニックを2001年に開院。日本初の認知症専門の訪問診療を始める。2014年三鷹市にのぞみメモリークリニック開院。認知症が気になる人の外来診療を開始した。所属学会は日本認知症学会、日本老年精神医学会、日本認知症ケア学会、日本老年医学会など。NPO法人地域認知症サポートブリッジ代表、JDWG(日本認知症本人ワーキンググループ、認知症当事者の主体的組織)の設立支援、お福の会(立場を超えて認知症を考える会)呼びかけ人、認知症当事者研究勉強会世話人など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen

    【認知症=絶望ではない。あきらめずに人生の主体者として生き抜くためには】5000人を診た著者が「認知症とともに、人として暮らすこと、生きること」をテーマに、今の認知症の本当の話を伝える書。<認知症とは認知機能(わかる力)の変化があることが前提です。認知機能は脳の機能です。機能というのは症状ではない。つまり外からわからないのです。/世の中に数ある認知症の本。その中にときおり「認知症であれば病識はない」という文章を見ます。真っ赤な噓です。病識がなかったら一人で認知症の人が外来を訪れることはないでしょう>と。⇒

  • emiko

    「認知症が少しでも進まない」ことに至上の価値を置くよりも「関わり合い」の中に人の本質がある。良質なコミュニケーションとはそういう「関わり合い」の中で育まれるもの。この点が重視される視点なのではないかと、木之下氏は問いかける。人の本質とは、二人いれば、その二人だけのかけがえのない何かが生まれている。それが人との本質と言う見方。「お福の会」を創られているので参考にしたい。

  • takao

    ふむ

  • yama

    ためになった。読んで良かった。「忘れた」んじゃなくて「記憶しづらい」。「忘れた」んじゃなくて「記憶しづらい」。この大事なキーワードを忘れないようにしなければ…。認知症の方を最大限尊重して診ていこうとされている著者に頭が下がりました。

  • kaz

    タイトルからうかがわれるような認知症の人の気持ちを汲み対応を考えるというものではなく、認知症という概念、治療に関する誤解そのものを解く本。忘れると記憶しづらいを混同してはいけないというのは腹に落ちる。同じことを繰り返すのも、理由がある。そもそも認知症は病識が無いというのも嘘。図書館の内容紹介は『認知症=絶望ではない。あきらめずに自分の人生の主体者として生き抜くためには−。5000人を診た著者が「認知症とともに、人として暮らすこと、生きること」をテーマに、いまの認知症のほんとうの話を伝える』。

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