Product Details
ISBN 10 : 4882829363
Content Description
『日本薬局方』に一度でも収載された生薬“全305種”の概要と歴史的由来を紹介する至上の生薬事典。100有余年にわたる日本の生薬史を本書一冊で概観する。
目次 : 第1部 歴代日本薬局方に収載された305生薬の文化誌(和漢生薬・西洋生薬の解説/ 漢方医学の歴史と処方)/ 第2部 日本独自の生薬はどのように生まれたか(アカメガシワ―どこにでもある雑木は、実は胃潰瘍の妙薬だった/ アヘンとケシ―江戸期に流行。下痢止めとして使われていたアヘン/ エイジツ(営実)―漢薬起源なのに中国では使われたことのない“下剤”/ キササゲ―日本人が食べて利尿作用を発見。中国では見過ごされた生薬/ ゲンノショウコ―当初は有毒植物と誤認。意外と新しい下痢止めの妙薬/ センブリ(当薬)―「良薬は口に苦し」の諺が、苦味を誇るセンブリを普及させた/ ドクダミ(ジュウヤク)―漢方医の登用から漢方薬となった民間薬/ マクリ(海人草)―初生児への“胎毒下し”(デトックス)は日本独自の発想だった)
【著者紹介】
木下武司 : 1976年東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了、同年4月東京大学薬学部助手。以降、米国コロンビア大学医学部研究員、帝京大学薬学部助教授、同教授を経て、2014年4月より同名誉教授。専門は生薬学・薬用植物学、民族植物学、和漢古典の植物の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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