Books

金融危機と対峙する「最後の貸し手」中央銀行 破綻処理を促す新たな発動原則の提言: バジョットを超えて

木下智博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326504473
ISBN 10 : 4326504471
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan

Content Description

「最後の貸し手」機能は、どういう場合にどれだけの効果を発揮するのか、その効果が波及する経路は何なのか。金融システム安定を目的とする中央銀行の「最後の貸し手」機能について、理論と具体的事例の双方の裏付けを伴い体系的に解説。その制度設計や発動原則のあるべき姿を論じる。

目次 : 第1章 中央銀行のLLR機能の概観/ 第2章 バジョットによるLLR原則の定式化とこれをめぐる論争/ 第3章 日本銀行特融の経験と教訓/ 第4章 米国FRBにおけるLLRの経験と教訓/ 第5章 英国の中央銀行LLRの経験と教訓/ 第6章 欧州大陸諸国の中央銀行LLRの経験と教訓/ 第7章 LLR発動原則の再検討

【著者紹介】
木下智博 : 1984年東京大学法学部2類(公法)卒業、同年日本銀行入行。1990年ハーバード大学法科大学院卒業(法律学修士)。ニューヨーク事務所次長、システム情報局参事役、青森支店長、政策研究大学院大学教授、お茶の水女子大学客員教授を経て、追手門学院大学経済学部教授、同大学院経営・経済研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • dokulogue1

    図書館本。重厚な書籍である。途中は厳しいが、全体としてわかりやすく書こうという意向が見える。また、この著者は制度や法制について、恐ろしくクリアに見えているのだろうと思わせる、それほどに論旨明解であり「大論文」でもあるか。また、この書籍は「中央銀行で働いている人から見た景色」であることは理解した上で読むのが良い。論理は論理、その一方で外から見た事実・評価も無視できないので。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items