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極限トランク Php文芸文庫

木下半太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569765914
ISBN 10 : 4569765912
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2016
Japan

Content Description

目が覚めたら、なぜか全裸で車のトランクのなか!?広告代理店に勤める耳原敏夫は、何不自由ない生活を送っていたが、家庭では冷たい空気が流れ、仕事にも虚しさを感じていた。そんなある日、“コーディネーター”を名乗る男と出会い、「人生には刺激が必要や」という言葉に乗せられるように、妻子に内緒で名古屋へと向かうが…。なぜ閉じ込められたのか、果たして脱出は可能なのか。大興奮サスペンス!

【著者紹介】
木下半太 : 1974年、大阪府生まれ。映画専門学校中退後、脚本家、俳優として活動を始める。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。2006年に『悪夢のエレベーター』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 相田うえお

    ★★★★☆19114 シリーズはさておき閉所系を並べると、2006年悪夢のエレベーター、2008年悪夢の観覧車、2009年奈落のエレベーター、2011年悪夢のクローゼット、2016年極限トランク!よ〜くみると、舞台がどんどん狭くなってるぞ!この狭い空間と少ない登場人物で超スリリングな展開!ほんとドタバタの天才ですね。本作品も綿密に練られたハラハラ具合がバッチリ!ラスト凄過ぎ!よし!次は冷蔵庫買うぞ!東芝、シャープ、パナソニック、日立、三菱、よりも木下さんね!(おっと!電気屋じゃ買えないよ。極限冷蔵庫ね。)

  • えりこんぐ

    相変わらずの読みやすさで、ストレスゼロで最後まであっという間に読了。刺激を求めた耳原が罠にはまり、トランクに死体と閉じ込められる。海老原の目的は? 家族は守れるのか? 現実感が全然ないこの設定、どんでん返しの連続でなかなか楽しかった。暑い中で読書力をキープするため、こういうあっさりした話は必要(´ω`)

  • 美登利

    するする〜と読めます。さすが木下さんです。狭い車のトランクの中だけで進むストーリー。主人公は40代中年男。家族の為にがむしゃらに働き、多少の小金持ちになっては居たが少し物足りなさと不満を抱えていた。金髪のチャラい男とクラブで知り合ってからの出来事で。主人公の家族の秘密が少しずつ明らかになって行く様はドキドキ。上手いな〜、こういう極限な状態で主人公に一人語りをさせるの。結末はどうなるのか?私は良い方向へ行って欲しいなと思います。

  • Tsuyoshi

    車のトランクに閉じ込められてしまった男の話。その経緯から始まり最後に男が抱えていた重大な秘密が明かされるまであっという間のスピーディな展開だった。

  • aquamarine

    エレベーター、ステーキハウスといった狭い空間で繰り広げられる作品を劇作家らしいテイストで仕上げる木下さん。今回はなんとこれ以上狭くはならないんじゃないかと思える車の後部トランクです。視点(?)は縛られ目隠しをされトランクに押し込められた男性。しかもどうやら直前まで一緒にいた女性の死体と一緒のようで…。正直今まで読んだ作品と比べるとジェットコースターに揺られるような乱高下はありませんが、ラストはいつもと違うテイストが逆にいい感じです。この後が非常に気になりますが、ここで終わるのがいいんでしょうね…。

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