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住みたくない家 物件ホラー アンソロジー ちくま文庫

朝宮運河

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480436696
ISBN 10 : 4480436693
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan

Content Description

ホラーファンにとっては永遠のテーマのひとつと言える「こわい家」。逃れられない恐怖を楽しむ珠玉の作品を一冊に集結! 文庫オリジナル。

【著者紹介】
朝宮運河 : 1977年、北海道函館市出身。怪奇幻想ライター。同志社大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程前期修了(日本文学)。ホラー、怪談、幻想小説のジャンルを中心に「ダ・ヴィンチ」「怪と幽」をはじめ多数の媒体にて書評・ブックガイド等を執筆。各種文芸作品の文庫解説も多数手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • absinthe

    ホラー小説家達のアンソロジ。『倅解体』以前に読んだ飴村の『粘膜人間』を思い出す。痛い描写がてんこ盛り。『くだんのはは』戦時下の重苦しさと不思議な現象、当時の生活苦と現実離れした家族。不思議な物語だった。『ひこばえ』主人を少しずつ蝕んでいく恐怖の家。人間はパターンにはまると抜け出しにくい生き物。『夜顔』主人を失って朽ちていく家。住人の暖かさと悲しさ。気に入った作品は『幽霊屋敷』。これはあまり怖い話ではなかったが。人というのは、肉親ではあってもその一面しか見ていないのだなぁと。

  • 夜間飛行

    有名作家の怪談アンソロジー。僭越ながら好みを言わせて頂くと…小松左京「くだんのはは」は凄い傑作。小池壮彦「ドール・ハウス」の魔術的な幻視や、高橋克彦「幽霊屋敷」の父娘の悲しい怪談も好みだった。苦手なのは三津田信三「ルームシェアの怪」で、しばらく姿を見せないシェア仲間の部屋から音だけ聞こえる日々が続き、主人公は《ねっとりした眼差しの忌まわしい感覚》を常に背中に感じ始めるのだが、いくら怪談とはいえ、部屋から出ない人の視線を感じることの不自然さに加えて、取って付けたような「忌まわしい」という言葉に興をそがれた。

  • ちょろこ

    怖い家、勢ぞろいの一冊。豪華作家陣による恐怖の物件案内。作家さんらしさ溢れる怖い家を描いたストーリーが勢ぞろい。怖面白かった。群を抜いて怖かったのはやっぱり三津田さん。迫りくる恐怖のこの描写は右に出る者がいない素晴らしさ。小池真理子さんはやっぱりジメッと幻想的な恐怖がたまらない、実に魅せられる。高橋克彦さんはほんのりミステリも良かった。皆川博子さんは恐怖よりも美、ここでしばしうっとり。家ホラーって、怖いのに読ませてやまない、惹きつけてやまない、まさに逃げられない不思議な魅力があると思う。

  • machi☺︎︎゛

    11人の作家さんの家にまつわるホラー小説。ゾワっと怖かったり痛くて怖かったり後から怖かったり様々な怖さに魅せられた。涼しくなり始めた秋の夜長には少し怖すぎた(,,•﹏•,,)

  • nuit@積読消化中

    「家」にまつわる怪奇モノが個人的に好きで、「幽霊屋敷」と聞くと、もう手に取らずにはいられない。本書は錚々たる作家陣のハズレなしの「家」にまつわる怪奇小説。それぞれの作家の特性がうまく出ており、過去に何度か他で読んだ作品もあるが、こういう組み合わせや順番で読むと、また違った味わいと言うか、怖さを感じます。是非、朝宮さんには海外版の「家が呼ぶ」も編んで頂きたい。

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