ヤクザという生き方 昭和、最後の任侠

ヒットマンという鉄砲玉人生、団地住まいのヤクザの任侠伝、在日朝鮮人ヤクザの人生、博徒と遊侠の精神、親分の妻＝姐さんたちの実像、ヤクザの宿命とも言うべき血の抗争、警察ＶＳヤクザの駆け引き、テキヤの伝統に秘められた民族性と謎など、ヤクザの群像と生き様に迫る渾身の本格ノンフィクション！ヤクザが、ほんとうにヤクザらしかった時代を活写した名著。

目次 : 第１部　ヤクザの肖像（悲しきヒットマン/ 団地任侠伝　ほか）/ 第２部　無頼と任侠（遊侠の精神/ 対談　素顔の姐さん　ほか）/ 第３部　血と抗争（ドキュメント　山口組ＶＳ一和会抗争/ 警察のヤクザ捜査はこれでよいのか！）/ 第４部　ヤクザ・その業界（ウラ社会の政治経済学/ 変貌する“縄張り”地図　ほか）/ 第５部　テキヤの謎（座談会　漂泊から定着へ）

【著者紹介】
朝倉喬司 : ’４３年岐阜県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。週刊誌記者を経てフリーに。犯罪評論家としても活躍中

溝口敦 : ノンフィクション作家、ジャーナリスト。’４２年東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒

山之内幸夫 : ’４６年香川県生まれ。弁護士・作家・俳優。’７０年早稲田大学法学部卒業。’７２年司法試験合格。’７５年大阪弁護士会登録。現在劇団ひかりを主宰し俳優として映画出演もしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）