短編宝箱 集英社文庫

朝井リョウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087444537
ISBN 10 : 4087444538
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
512p;16

内容詳細

2010年代に「小説すばる」に掲載された、様々なジャンルの短編作品から厳選したアンソロジー。人気作家11人が紡ぐ宝物のような物語!

【著者紹介】
朝井リョウ : 1989年、岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で第二二回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で第三回高校生が選ぶ天竜文学賞を、13年『何者』で第一四八回直木賞を、『世界地図の下書き』で第二九回坪田譲治文学賞を、21年『正欲』で第三四回柴田錬三郎賞を受賞

浅田次郎 : 1951年東京都生まれ。95年『地下鉄に乗って』で第一六回吉川英治文学新人賞を、97年『鉄道員』で第一一七回直木賞を、2000年『壬生義士伝』で第一三回柴田錬三郎賞を、06年『お腹召しませ』で第一回中央公論文芸賞、第一〇回司馬遼太郎賞を、08年『中原の虹』で第四二回吉川英治文学賞を、10年『終わらざる夏』で第六四回毎日出版文化賞を受賞。15年に紫綬褒章を受章。16年『帰郷』で第四三回大佛次郎賞受賞。19年に第六七回菊池寛賞を受賞

伊坂幸太郎 : 1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第二五回吉川英治文学新人賞を、短編「死神の精度」で第五七回日本推理作家協会賞(短編部門)を、08年『ゴールデンスランバー』で第五回本屋大賞、第二一回山本周五郎賞を、20年『逆ソクラテス』で第三三回柴田錬三郎賞を受賞

荻原浩 : 1956年埼玉県生まれ。成城大学卒業後、コピーライターを経て、97年『オロロ畑でつかまえて』で第一〇回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で第一八回山本周五郎賞を、14年『二千七百の夏と冬』で第五回山本風太郎賞を、16年『海の見える理髪店』で第一五五回直木賞を受賞

奥田英朗 : 1959年岐阜県生まれ。雑誌編集者、プランナー、コピーライターを経て97年『ウランバーナの森』で作家デビュー。2002年『邪魔』で第四回大藪春彦賞を、04年『空中ブランコ』で第一三一回直木賞を、07年『家日和』で第二〇回柴田錬三郎賞を、09年『オリンピックの身代金』で第四三回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ショースケ さん

    「小説すばる」から厳選された豪華な作者たちの短編集。桜木さん以外のは初めて読んだものばかりだった。いろんな世界がありとても楽しめた!中でも奥田英朗氏の『正雄の秋』上に調子のいい同期が自分を置いて出世した。東南アジア市場開拓を成し遂げた自負があるだけに、心の動揺を描いた会社の人間模様が心に残った。島本理生氏の『足跡』普通の主婦の心の隙間と幸せを願う複雑な気持ちを不思議な世界観で描く。米澤氏のお馴染み松倉詩門と堀川次郎も美容院にて登場!朝井氏の女子高生の先生への真っ直ぐな気持ちにキュンときた。

  • ノンケ女医長 さん

    気分を落ち着かせてくれる短編集。好きな作家も多く、ぐっと踏み込んでゆく筆力に、呻りながら作品世界を味あわせてもらった。東野圭吾作品、群を抜いて素晴らしかった。初めましての、島本理生さん。「足跡」にとても魅了された。治療院を営む、真白健二という男性。何度かの治療を経て、最後に「ああ、この人は壊れてる」と思う既婚女性もいるようだが、私はそう感じなかった。深い悩みを抱えた女性と接する上で、きちんと境界線を引くことは、当然。その距離が分からない千尋こそ、問題。ああ、私は、真白に今すぐ会いに行きたい。

  • mike さん

    とっても贅沢な本。今をときめく錚々たる11名の作家の夢の饗宴。既に刊行された作品なので「ん?これはもしや。あ〜やっぱり読んだ事があったんだ」なんてのもある。なのに私の脳は「初めまして」と受け入れる。覚えの悪い頭もこういう時には役立つもんだ。道尾秀介「きえない花の声」西條奈加「閨仏」朝井リョウ「エンドロールが始まる」が特に気に入った。

  • チーママ さん

    まさに宝箱。誰もが知るゴージャスな作家たちの選りすぐりの作品を集めた贅沢な短編集。再読作品が半分くらいあったが、かなり前に読んでいたため内容をすっかり忘れていたものもあった。奥田英朗の「正雄の秋」がそれ。同期との長年の出世競争に敗れた53歳の男の絶望感とそれからが鮮やかに描かれ胸を打つ。もう一つも既読作だが、西條奈加さんの「閨仏(ねやぼとけ)」が、何度読んでも良い。おたふくのような顔のため数奇な運命を辿ることになった女が、自らの力で運命を切り開いていく姿が頼もしく、ラストの彼女らしい人生の選択に泣けた。

  • やっちゃん さん

    ほぼ既読だったけど二回目と分かってても敢えて再読したくなるほどハズレのないメンツ。どれもいいけど「もしや貴様、童貞か」の浅田次郎が初読みで泣けた。「宝箱」がなんの括りなのかよく分からず統一感はなかったけどね。

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