窓辺のヒナタ ダリア文庫

朝丘戻

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861349775
ISBN 10 : 486134977X
フォーマット
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
386p;15

内容詳細

この暗い所から解放してくれる、空みたいな人だった―。高校生の日向は家族にゲイだとばれ、継父から冷たい仕打ちを受けていた。自分の存在価値と将来に希望を見いだせずにいながらも明るく前むきに努力していた日向。そんなある夜、SNSで「シン」という男性と出会い、女の子だと勘違いされてしまう。シンの優しい人となりに惹かれてしまった日向は、どうしても本当のことが告げられず…。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • そらねこ さん

    初めて朝丘さんの作品を読んだのは坂道のソラ。ほんのり切なくて優しい話でとてもイイと思ったんですが、その他何冊か読んだ朝丘さんの作品はちょっと肌に合わなくて…。でも窓辺のヒナタは坂道のソラのスピンだけあって、全体的に優しくて切なくて良かった。ただ…大人の穿った目で読んでしまう私も居て、33歳のオトナが女子高生(だと思っている男子高校生)を追いかけまわす姿にちょっと引いた部分も…。というのも…(続く)

  • miyu さん

    男が男を好きになるのは今どき珍しくもないが身内となるとやはり考えてしまうのだろうか。誰でも人に話せない悩みはある。アニパーのような場所が時には癒しになることも多いだろう。ヒナタもシンも素性は隠していても自分の考えを偽らずに交流したからこそ惹かれあった。そして互いの実際の背景は何も知らずそれでも自分を支持し応援してくれる仲間の存在。そんな彼らがいたからヒナタたちは救われた。SNSでのやり取りばかりで最初は違和感を覚えたのも事実だが幸せな結末にやはり嬉しくなった。共に歳を取っていくであろう彼らに思いを馳せた。

  • 黄葵 さん

    初作家さん表紙と帯に一目惚れしました。高校生の日向がいい子で、切なくていじらしい自分が、ゲイであるため義理の父親・弟に酷くあたられ庇う母親との家族の関係に罪悪感に苦しみながら、SNSでサナ・トラ子さん達がいい人達で良かった…そんな中出会った新に安らぎを得るけど、女の子と間違われまま通せない日向が愛おしくもありました。忍と義理の弟との関係も進展するのか気になります。またあとがきにスピンオフとあり元も即手に入れたのでそちらも楽しみです。

  • 波多野 さん

    心あたたまる素晴らしい作品。『坂道のソラ』のスピンオフ。アバターSNS「アニパー」を通じて知り合った社会人の新と受験生の日向。一方は過去に傷を負い人生諦め気味に。もう一方はホモフォビアの家族を持ち、心痛めながら生きる。現実のつらさと、だからこそSNSという架空の世界で2人が心通わせていく姿が丁寧に描写されていた。朝丘先生の世界は傷ついた者に優しい。

  • きょん さん

    真面目な人同士であればあるだけ、ネカマやネナベなどネット上で偽りがあった事を気にしないだろうかとハラハラしていたので、さくっと乗り越えてくれて新さんほんとに仏の様だ。ヒナタくんのお母さんが、横暴な義父に対してもしっかりいう事は言うスタイルで日向君を守ろうとしてくれてるのが有難い存在だなあ。

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