基本情報
内容詳細
インド、ベンガル地方で生まれたカンタは、もう着なくなった古いサリー(女性の衣服)やドウティー(男性の腰布)を重ね、刺し子の技法をほどこして再生させた布。模様と細かな地縫いがされて補強された布は、掛け布や敷き布に、赤ちゃんのおくるみに、生活の布として新しい命が吹き込まれました。ベンガルの女性たちの空想の世界が広がる、自由で大らかな模様は、古い布を再生して使う暮らしの民藝でありながら、その芸術性の高さは多くの人の心をとらえます。著者は、1970年代にインドでカンタに出会い、独学でその手法を調べ、作品を作り続けてきました。「シルクロードの果て」の日本で作られる独創的なカンタと、研究のために集めた貴重なオールド・カンタのコレクションをご紹介します。
目次 : 1 望月真理のカンタ作品(太陽紋の法被/ ベトナム紀行/ 勿来の春 ほか)/ 2 糸と布のある暮らし(インタビュー/ アジアの刺繍に学び、遊ぶ/ 仕事場、インテリア ほか)/ 3 オールド・カンタコレクション(カンタについて/ カンタの伝統的なモチーフ/ 望月真理プロフィール)
(「BOOK」データベースより)
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ありたま さん
読了日:2022/05/06
思惟 さん
読了日:2022/02/23
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