土偶を読むを読む

望月昭秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784867660065
ISBN 10 : 486766006X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
432p;20

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    2021年サントリー学芸賞を受賞した「土偶を読む」は読メでも評判の良い本でした。しかし、考古学界ではほとんど認められていない。どこがおかしいのかについて各々の土偶につき懇切丁寧に検証している。土偶を読むではまず思いつきが先行して、それを裏付ける資料に偏りがみられると指摘している。では改めて土偶とは何か?考古学も人類学も元は同じテーブルで議論をしていた仲間である。縄文時代の研究をハイブリッドで統合する学問領域が理想です。現在出土している土偶の総数は約2万点。考古学では形式編年が重要視されていることを知った。

  • やいっち さん

    吾輩も早々に話題の竹倉史人著『土偶を読む』(晶文社)飛びつき、安直にも素直に鱗が落ちる思いがしたものである。  一方、考古学の専門家の評価は厳しいか無視。

  • たまきら さん

    子どもの頃韓国語で万葉集を読み解こうとする試みの本を読んだが、その後大変な批判を受けていたのを思い出した。なぜ「へえ!面白いこと考えつくね。でもここはちょっと苦しくない?」と楽しく議論し合えないのだろう?専門家だからこそ、ここは横綱のようにがっちり受け止めてほしい。色々な説で考古学を盛り上げていってほしいな、と思う素人です。

  • つちのこ さん

    私が『土偶を読む』を痛快と感じたのは、オニグルミや栗に似ているという論証よりも保守的、権威的な学会・専門家批判(あるいは否定)にあった。竹倉氏が在野の研究者だからこそ自由な発想で書き出版できたと思うが、位置づけは所詮一般書でしかない。本書は縄文マニアである著者が自説を正当化するために専門家の応援団をはべらせて、鼻息荒く竹倉説を潰している。一般人どうし好きなだけやってくれたら外野は面白いが、では土偶の正体は何なのか?研究が進んでいるというなら、専門家はそろそろ成果を出してもいいのでは。まったく、じれったい。

  • ダミアン4号 さん

    ショックです“土偶を読む”の新説を絶賛していたので…まさか…諸手を挙げ賛同していた自分が心底、恥ずかしい。バカバカ!でも正体不明の違和感を感じていたのも事実。例えば遮光器土偶/シャコちゃん=里芋説。読直後に東博で常設のシャコちゃんをじっくり見学する機会があり、どれどれこれが…と見直すと手足は里芋の表皮/形状的な雰囲気は感ぜず…ん?違うかな…ネットにアップされている写真には“そういう雰囲気”がする物もあるんですけど実物は全然違う。エンタメとしては面白いけど歴史の教科書を塗り替える様な学術的に正しい物じゃない

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望月昭秀

1972年、静岡県静岡市生まれ。ニルソンデザイン事務所代表。書籍の装丁や雑誌のデザインを主たる業務としながら、都会の縄文人のためのマガジン『縄文ZINE』を2015年から発行し編集長をつとめる

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