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ISBN 10 : 4140815620
Content Description
情勢判断の甘さ、世論への迎合、交渉の早い見切り―“外交敗戦”の積み重ねが、戦前日本の命運を決した。軍部の独断専行だけでは解き明かせない、敗戦への道。
目次 : 第1章 挫折した日米交渉―日米諒解案の破綻によって交渉機会を逸した日本は真珠湾攻撃に向かう。なぜ、アメリカとの戦争回避に失敗したのか/ 第2章 日中戦争熱狂の代償―国民政府を対手とせず声明により中国との和平の道を断った日本。なぜ、慎重となるべき政府が強硬論を貫いたのか/ 第3章 国際連盟脱退宣伝外交の敗北―国際連盟脱退という極端な選択、その背景には中国の巧みな宣伝外交があった。なぜ、日本は国際世論を敵に回してしまったか/ 第4章 崩れゆく国際協調―中国の再統一への対応に際し、満蒙権益にこだわる日本は米英と袂を分かつ。軍が危機感を深めた末に、満州事変が勃発する
【著者紹介】
服部龍二 : 1968年東京都生まれ。中央大学総合政策学部教授。京都大学法学部卒業。神戸大学大学院法学研究科単位取得退学。政治学博士。専攻は日本外交史・東アジア国際政治史。主な著書に『東アジア国際環境の変動と日本外交1918‐1931』(有斐閣、吉田茂賞)、『日中国交正常化』(中公新書、大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞特別賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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decchan
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