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清少納言なぞとき草紙 徳間文庫

有馬美季子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198949662
ISBN 10 : 4198949662
Format
Books
Release Date
September/2024
Japan

Content Description

宮中にいたころから「勘働き」に定評のあった清少納言。今は宮仕えを辞し、東山月輪の小さな邸で暮らしている。ある日、陰陽師の安倍吉平が訪ねてきた。怪事件の謎を解くために知恵を貸してほしいという。青い目の生首の正体、女房が遺した真似歌の真意…。調べを進めるうちに、話題の「源氏物語」と事件が呼応していることが判明する。名探偵、清少納言が難題に挑む平安ミステリー!

【著者紹介】
有馬美季子 : 2016年、『縄のれん福寿』(祥伝社文庫)で時代小説デビュー。2021年、「はないちもんめ」シリーズ(祥伝社文庫)と「はたご雪月花」シリーズ(光文社文庫)で、第10回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もえ

    中宮定子の死後に引退した清少納言と、安倍晴明の長男吉平が組み、宮中で起こった事件を解決していく物語。一条天皇時代の人々が登場する中、紫式部の『源氏物語』も絡んでいて面白く読んだ。平安時代の衣装の重色目や、当時の食事の様子なども詳しく描写があり、大河ドラマ『光る君へ』も思い出されて楽しい。特に吉平の大好物の餠だんは一度食べてみたいと思った。この時代の歴史はある程度勉強していて史実とそうでない事の違いはわかるが、史実の曲解とも取れる謎解きがあったのは残念。作者の想像力の幅の広さと思いエンタメとして楽しんだ。

  • ユキタ

    定子亡きあと、東山でひっそり隠棲する清少納言のもとに安倍晴明の息子である吉平が訪れる。吉平から聞く宮中で起きた怪事件を、遠く東山にいながら想像力を駆使して真実にたどり着こうとする清少納言のなぞとき。さすがに想像力だけで補うには苦しい謎解きに鼻白む部分もあった。キャラクターはいい感じなので、変に殺人事件を起こさず、日常の謎程度にとどめておいたほうが良かったかもしれない。評価は低め。

  • ブランノワール

    面白かったです

  • 藤井努

    源氏物語をなぞったような事件を清少納言と安倍晴明の息子吉平と解決していく面白い本です。私的には鈴音と猫の小玉がいいアクセントになっていると思います。

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