Product Details
ISBN 10 : 479481268X
Content Description
「自分の子どもだけが幸せになれる世界はない」ということに気付いた瞬間、私は「学びの環境」について考え直すことにした。
ご存じだろうか、都会ではインターナショナルスクールが増えているのに、地方には少ないし、そもそも、そのような学校を求める人があまりいない。その理由は、「知らないから」である。そんな地方に存在するインターナショナルスクールを紹介したのが本書である。これらの学校を開設した先駆者たちの意義と学校の様子を調べると、地方なりの育み方で子どもたちをサポートしている実情が見えてくる。
念のために言うが、インターナショナルスクールは英語で学ぶだけの学校ではない。英語は、人や国を媒介するツールにすぎないのだ。かかわっているすべての人が、子どもたちの学びを通して自らとともに社会まで変えている様子が分かる。子どもたちはさまざまなことに興味をもち、疑問に気付き、仲間と考えて行動し、失敗や成功を繰り返した結果、仲間と協働する喜びの大きさを知っていく。それを支えてくれた親や大人に感謝し、将来、誰かをサポートする行動へと動き出す――インターナショナルスクールはそんな学校である。
【著者紹介】
有澤和歌子 : 富山県出身、青山学院大学経営学部卒業。現在、Denmark株式会社代表取締役。25年にわたる富士通株式会社への勤務後、複数のベンチャー企業に勤務。2016年よりキリロム工科大学(カンボジア)の事業に携わり、海外での学びの重要性と日本の学校現場のグローバル化の遅れを痛感。子どもたちのために大人が変わる必要があると感じ、「大人が変態する学校」を体験すべくデンマークのフォルケホイスコーレに留学。帰国後の2021年に起業し、現在は「47都道府県に公立インターナショナルスクール設置」を目指して奮闘中。一般社団法人アナザーステージ理事。Flamingo Magic Hatアンバサダー。とやまふるさと大使。さぬきピアラーニングハブアドバイザー。Consultant of Invictus International School(シンガポール)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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