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芳年妖怪百景

月岡芳年

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336042026
ISBN 10 : 4336042020
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
悳俊彦 ,  

Content Description

江戸から明治へと駆け抜けた最後の浮世絵師・月岡芳年。代表作『新形三十六怪撰』他、その美しき狂気と異様なる才能に満ちた妖怪画・幽霊画の傑作群全86点をオールカラーで紹介。買切。

【著者紹介】
悳俊彦 : 1935年生まれ。洋画家。国際浮世絵学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    遅れてきた幕末、あるいは文明開化の近代が糊塗しようとした江戸の暗部、そうしたものが凝縮されたのが月岡芳年である。「幽霊図」の持つ怖さと妖艶さの混在。日高川を渡らんとする清姫の凄艶。近代と王朝が混在する夕顔。構図もまた時に極めて大胆である。例えば「月百姿 大物海上月」。あるいは奥州安達が原のサディズム。それは本来グロテスクな構図でありながら、美に昇華させる芳年の絵。近代に咲き残ったアダ花と言えば、そうには違いない。

  • 大粒まろん

    不気味で繊細。生々しくて美しい。バランスの優れた怪画。心眼を持つものにしか描けない声を放っている。人間はやはり怪なのだ笑。

  • とんかつラバー

    妖怪というと動物や物が擬人化されたものが多いが、芳年の描く妖怪は、元は人間だったのに内からの感情で変化したものが多い(清姫とか)幽霊の絵などは実物を見たら夜うなされそうである。元々猟奇的な雰囲気が得意な絵師だが、山姥が妊婦を逆さ吊りにして食おうとしてる絵、怖すぎるー!!

  • m

    これは面白い。月岡芳年はよく「血みどろ絵の画家」や「狂気の画家」などとマイナスイメージで語られることが多いが、私は好きだなぁ。分かりやすいところが良い。「芳年武者无類 平忠盛」の老僧や「鍾馗夢中捉鬼之図」の小鬼など、じーっと眺めているとだんだんと可愛らしく思えてくる。武者絵は衣装が絢爛豪華で細部にまで目が行く。他の絵も見てみたい。2017年200冊目。

  • 遠藤三春

    以前出雲に行ったときに、「日本略史 素戔嗚尊」のクリアファイルを買ったんだが、この画集見て、作者が芳年だと知りました。線のタッチが似てた。てゆうか上手いなあ。線とか構図とか、色使いとか。デスノ時代の小畑健絵系統だ笑。血みどろ絵や妖怪画を得意としていたらしいが、「精神に異常をきたした画家」と言われてしまっていたらしい。あらら。それでも「小町桜の精」とかめちゃめちゃ綺麗です。

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