Books

ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

Tahi Saihate

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120058264
ISBN 10 : 4120058263
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Rocky Boyd ,  

Content Description

「好き」っていうのはたぶん、「祈っている」に近いのだと思います――。稀代の詩人が舞台の上の「きみ」を見つめる、オタクの感情のたうちまわりエッセイが遂に書籍化!
「婦人公論.jp」の人気連載「ブルー・スパンコール・ブルー」(全18回)に、「迷惑かもしれない」「あなたが好きって怖くないですか?」「あとがき」を新規書き下ろし。本作にインスピレーションを得た、北澤平祐氏のカットイラスト17点を収録。

【目次】
・はじめに
・千秋楽が来てしまう
・舞台の中止と私
・ファンレターが書けない
・オペラグラスが恥ずかしい
・2階B席物語
・初日がこわい
・かわいいってなんだろう?
・何回見たって、一回だって、好きは好きだよ。
・同担、拒まないけど。
・全ての出会いが最良のタイミング
・目が合ったと断言したい
・休演のこと
・おすすめは難しい
・励ましたいと願うこと
・舞台のあなたの夢
・客席降りで自問自答
・ずっと好きですと伝えたい。
・迷惑かもしれない
・「あなたが好き」って怖くないですか?
・あとがき
(全二十一編)

【著者紹介】
Rocky Boyd : 1986年生まれ。詩人。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。06年、現代詩手帖賞受賞。07年、第一詩集『グッドモーニング』で中原中也賞受賞。15年、詩集『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 旅するランナー

    詩人のヅカ愛。こんな熱量高い人だったのかと思えるほど、宝塚愛が止まらない。ただ、さすが言葉選びの達人だけあって、推し活の真髄を的確に言語化していて、誰かを愛する人は必ず共感できるはず。「無限の愛は相手が手を差し出していなくても、そこに垂れ流していけばいいだけ」みたいな言葉で、僕たちに絶対に折れない愛という名の槍を分け与えてくれます。

  • マホカンタ

    タヒさんの宝塚愛に溢れるエッセイ。 自分の気持ちを正しく言語化するのって難しいよね。タヒさんと同じく、宝塚を好きになって、ご贔屓のスターさんがいる私には、自分の『好き』に向き合い内省するような一冊でした。宝塚の舞台を初めて見た時、この舞台の幕が開くまでに、彼女たちがどれだけの時間をかけてお稽古してきたか、考えるだけで気が遠くなり、凄く尊いものに出逢ってしまった気がした。タヒさんの言うところの宝塚の強度のある『美しさ』に心惹かれているんだ。もっと早く出逢えたらと思っていたけど、あの時が私が出逢う時だったのね

  • 水色系

    最果タヒさんの、「推し」への気持ちを因数分解した本。芸能人とも少し違うけどもう何年も作品が好きなある方に会ってファンレターを渡したことがあったけど、憧れの人を前にしたらアワアワしちゃったな。そんな気持ち、きっと共感してもらえるだろう。推しのことを考えているときの人間、輝いていて、尊い!

  • あんこ

    ずっと観てきたはずなのに、最近物凄い衝撃を受けて自分の好きがキャパオーバーしていたところ、待ち望んでいた最果タヒさんの宝塚への愛を綴ったエッセイが出た。あの公演から私はその人のことしか考えられなくて(読書もままならなかった)、この好きになり方怖くない?と自問自答を繰り返していたのだけど、このタイミングで読めて良かった。最果さんの言葉はいつもぐるぐるとド直球の好きを肯定してくれて、私はいつも安心する。

  • アノニマス

    ライブハウスの壁になりたいしファンレターすらまともに送ったことがない者ですが最後の章のようなファンだったら自分をすり減らすことがなく推しがいることで更に健やかに過ごせそうだと思います。そこまでの境地へ至るまでが大変なのだろうけど。「あなたにとって舞台が、素晴らしい場所であり続けますように。」というラストの一文で今まで好きだったバンドたちのことをぶわっと思い出して本当にみんなそうであって欲しいなと願ってしまいました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items