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きみを愛ちゃん

Tahi Saihate

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087718997
ISBN 10 : 4087718999
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

大人気詩人・最果タヒが32人の〈キャラクター〉に贈る、最大熱量のラブレター!
コミックから宝塚、アニメ、ドラマに童話まで、
古今東西の〈キャラクター〉への「愛」を磨き上げた、
きらめく宝石箱のような最新エッセイです。

【目次】
誰より私が私を信じている――『ガラスの仮面』姫川亜弓
自分を好きな人に、優しくしたい――『らんま1/2』シャンプー
弱さを嫌悪してるのは誰――『呪術廻戦』禪院真希
心って詩のこと――『銀河鉄道の夜』ジョバンニ
あなただけがわからない――『エリザベート』ルキーニ
社会のための「心」を持たない――『チェンソーマン』デンジ
友達を「ばか」と思うことについて――『クマのプーさん』クリストファー・ロビンとプー
人が人と生きるのは不自然で、自然で。――『A子さんの恋人』A 子
己の価値を見つける――『HiGH&LOW』村山良樹
あなたは太宰治ではない――「桜桃」太宰治
いい人である前に――『ドラえもん』のび太
死に損ないの人の地獄――『ゴールデンカムイ』月島軍曹
天才もただの人――『のだめカンタービレ』千秋真一
愛こそギャグ――『ルナティック雑技団』天湖ゆり子
追悼・葛城ミサト――「エヴァンゲリオンシリーズ」葛城ミサト
きみがぼくに愛をくれたから――『ユニコ』ユニコ
器のない指導者――『NEVER SAY GOODBYE』アギラール
友情は愛じゃない――『天使なんかじゃない』麻宮裕子
血の匂いのするヒーロー――『鬼滅の刃』竈門炭治郎
傷ついた人生を抱きしめるには――「夢の音色」さくらももこ
神は人を愛せない。――『封神演義』太公望
正しさのために強くならなくてもいいよ――『クレヨンしんちゃん』風間トオル
頭脳はスペックではない――『DEATH NOTE』L
私があなたを救いたい――『宝石の国』ルチル
誰かの機嫌を誰も取らない――『動物のお医者さん』菱沼聖子
恋は一人の中で咲く――『人魚姫』人魚姫
大人がきみを生贄にする前に――『星の王子さま』星の王子さま
強い人ほど傷だらけになる――『大奥』和宮
愛情と侮り――『それでも町は廻っている』嵐山歩鳥
ぼくはぼくだという、当たり前のこと。――『トーマの心臓』エーリク
青春に切なくならないで。――『けいおん!』田井中律
ルーシーに優しくしたい。――『PEANUTS』ルーシー・ヴァンペルト

【著者略歴】
最果タヒ(さいはて・たひ)
詩人。1986年生まれ。2006年に現代詩手帖賞、07年に『グッドモーニング』で第13回中原中也賞、15年に『死んでしまう系のぼくらに』で第33回現代詩花椿賞、24年に『恋と誤解された夕焼け』で第32回萩原朔太郎賞を受賞。最新刊に小説『恋の収穫期』、エッセイ『ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。』等。

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Book Meter Reviews

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  • いちろく

    最果タヒ氏が小説や漫画、アニメなどの32作品の登場人物へ贈るメッセージの様な、エッセイの様な、恋文の様な内容。著者と世代が近いからか? 作中の8割以上の作品を私も既読であり、自分との考えの違いなども含めてジックリと向き合えた一冊だった。読了して改めて思う、綴られる内容は登場人物に対して●愛や愛●という形で描けそうな内容であり、決して推しの対象として描かれている理由ではないのだ。やっぱり推しではなく愛の内容であり、確かに「きみを愛ちゃん」。時間をあけて、例えば文庫版が刊行された時に再読したい内容。

  • たっきー

    漫画や小説、アニメに登場する32のキャラクターへの愛を語ったエッセイ。私自身がわかるキャラクターは少なめ。そのキャラクターを知らなくても、いかに好きなのかはよく伝わってくるが、どうしてもその部分が流し読みになってしまった。「理解することが愛だと思っている間、その人を本当の意味で愛することはできないのではないか」、ただ「この本は愛することの結晶ではないけど、愛したいという願いの結晶ではあるかもしれない」、「その熱量だけは真実」。熱量は充分伝わってきた。

  • えつ

    タヒさんが32人の〈キャラクター〉たちに贈る熱量MAXのラブレターらしい。確かにものすごい熱量を感じたし、ラブレターだった。ほとんどが作品は知ってるし、キャラクターも分かるけど、どんな内容かはわからない…って感じだったから、まぁ、これからアニメや漫画に触れようと思うと“ネタバレ”でしかないかも…?わたしは特に気にならなかったから大丈夫だったけど。とにかく今作は装丁が可愛すぎました。笑

  • ともりぶ

    知らないキャラも多かったし、知ってるキャラへの愛もあまり頭に入ってこなかった。菱沼さんが出てきて『動物のお医者さん』読みたくなった。

  • Mie

    言葉を理解しながら読み進めるのに労力を使った…。 自分の知っている作品も知らない作品も出てくるけど、知っている作品のキャラでもそう思ったことなかった、という文が出てきたり、逆にそう思ったことはあったけどそう文章にしたことはなかったと思ったり。 表現の仕方と読み取り方は色々ある。

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