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いのちが かえっていくところ 絵本・こどものひろば

最上一平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784494015825
ISBN 10 : 4494015822
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「すごいぞ、イワナだ!おおものだ」たもんは、ハアハアして、しんぞうがばくはつしそうだった。こえもでない。さかなをみると、手がふるえてきた…はじめてイワナをつり、はじめて命の重さを実感した少年の物語。

【著者紹介】
最上一平 : 山形県生まれ。『銀のうさぎ』で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『すみれちゃんとようかいばあちゃん』(以上新日本出版社)で日本子どもの本研究会作品賞、『じぶんの木』でひろすけ童話賞、『たぬきの花よめ道中』(以上岩崎書店)で日本絵本賞を受賞

伊藤秀男 : 愛知県生まれ。画家・絵本作家。絵本『海の夏』(ほるぷ出版)で小学館絵画賞、『うしお』(ビリケン出版)でJBBY賞、『けんかのきもち』(文・柴田愛子)で日本絵本賞大賞、『タケノコごはん』(文・大島渚/以上ポプラ社)で日本絵本賞を受賞、紙芝居『なぜ、おふろにしょうぶをいれるの?』(脚本・常光徹)で高橋五山賞絵画賞、『三月十日のやくそく』(脚本・早乙女勝元/以上童心社)で高橋五山賞を受賞するなど、多くの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とよぽん

    人間も自然の一部なのだということを改めて感じさせてくれる絵本だった。最上一平さんの作品は、深くて愛情豊かで自然や人に寄り添いつつ、命のやり取りを真剣に描いている。たもん君とお父さんの語る言葉もよかった。大きなイワナに話しかけながら命をいただいたたもん君の温かい涙、その場面で私も涙した。

  • たまきら

    釣りが成功した時のあの感動と、その後の罪悪感。私はサヨリとクロダイ(赤ちゃん)だったなあ。小骨だらけの味噌汁の味、まだ舌によみがえります。

  • ヒラP@ehon.gohon

    初めて、自分が苦労してイワナを釣り上げた感動が、食べるということと結びつかないことはよくわかります。 釣り上げるという行為は、イワナの命を奪うということと繋がっていたのです。 眼の前で魚の命を終わりにするということは、残酷にも思えます。 でも、これが命をいただくということなのですね。 命をいただくということはきれいに食べつくすということ、そしてそのことによって自分がいきるということ、絵本でありながら学びの大きい本でした。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    【第49回北海道指定読書感想文コンクール】低学年 1987年2月号 215号にて読了。 H31年度選書会議にて。【テーマ】科学・生き物 SDGs17の目標【3 すべての人に健康と福祉を】 【世の中を見つめるー生と死といのち】

  • 遠い日

    初めてのイワナ釣り。お父さんに教えてもらいながら、竿を入れる。あたりが来たと思ったら、相当大きなイワナだ!必死で竿を立てながらタイミングを待つたもん。格闘だ。釣り上げ、お昼時、お父さんの提案に恐れさえ抱くたもん。イワナを捌いて、いただく。命をありがたくいただくことに心震わすたもんは、イワナの魂が還る場所に思いを致す。このお父さんの実践は鋭いところを突いている。

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