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遭難者を救助せよ! 富山県警山岳警備隊-極限の任務に立ち向かう男たち

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569694528
ISBN 10 : 4569694527
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
October/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
細井勝 ,  

Content Description

過酷な訓練を課し、自らの命を危険にさらして北アルプスへ遭難者救助に向かう富山県警山岳警備隊員たち。一報とともに平凡な幸せとささやかな団欒に背を向け、唯一無二の命を救いに向かう、彼らの思いを綴る。

【著者紹介】
細井勝 : 1954年、石川県生まれ。20年の新聞記者生活を経て、フリーランスとして独立。都市環境マネジメント研究所特別研究員。同研究所が隔月で企画・発行する産業、学術、地域振興のオピニオン誌『学都』の編集長を務め、ルポルタージュを中心に執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぶんこ

    救助に当たる人々にも妻子や親もいるのに、悪天候にもかかわらず強行登山する人を助けるとは胸が痛い。加害者になるよりは被害者になる方を選びたい私には、他人の命をさらし、多額な税金を使って救助されたとなると一生苦しむだろう。そんな思いで読み終わろうとする最終章で「どんな人でも(中略)かけがえのない家族であることを思えば、世界に一つの尊い命を助けない訳にはいきません」と言い切る山岳警備隊の言葉に感動しました。

  • ビブリッサ

    滑落するなら富山側にせよ!と登山者に云われる程、山の猛者の集団である富山県山岳警備隊。彼らの目的は頂上ではない、山での遭難者を助けることだ。鍛錬を積む先にヒマラヤはない(華々しいアルピニストとしての登攀歴には結びつかない)。隊員たちは一人一人がそれぞれ山に関する歴史と思いをもって職務に当たっている。隊発足の折には、一般の登山者よりもみすぼらしい装備だった。山麓の案内人達に頼らなければならない素人だった。今は違う、任務への責任感と苦しい訓練と隊員同士の連携と各々の矜持が彼らを支えている。

  • ヤマセミ

    警備隊、ヘリのパイロット、山岳診療所の医師、山岳ガイド、さまざまな立場の人のルポ。どうしてなったのか、どんな救助体験があって、どう思ったのか等、ひとりひとりの心の中に踏み込んでいる。実にいろんなケースがあって、一つの物語を読むようなわけにはいかず、少しずつ読んでいった。共通しているのは、どの人もまっすぐな使命感を持って、体を張っていること。楽しい登山は、黒子になってガッチリ支えているこういう人たちに支えられているのだと思った。

  • あさばー

    立山の実家に帰省した時、ヘリが飛んでいく音がすると、「あー、事故か…」と思っていたのですが、実際にどういう人たちが、どんなことをやっていたのかは全く知らなかったので、その一部を知ることが出来ました。隊員さんたちにだって家族がいるのに、命がけで救助に向う、山に登る人は、そのことをしっかり分かったうえで、ちゃんと準備をするのはもちろん、荒天時には行かないなどの判断をしなきゃダメだと思った。まだ山歩き初心者、雪山に行こうとは全く思いませんが、低山でも油断せず、無理せず、余裕を持って歩こうと思います。

  • こまったまこ

    富山県警山岳警備隊の隊員のひとりひとりにスポットを当て、彼らの艱難辛苦を乗り越えた活躍ぶりを紹介する。その他にも彼らをサポートする人、パイロット、医者などの仕事や苦労話を紹介。警備隊の彼らにも家庭があって、それでも遭難者を第一優先に危険な現場に向かっていく彼らには敬意を表します。

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