豆腐バカ世界に挑む They Call Me“Mr.Tofu” 光文社ペーパーバックス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334933777
ISBN 10 : 4334933777
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,285p

内容詳細

「ミスター・トーフ」と呼ばれて苦節20年。家畜のエサと思われていた「アメリカ人の嫌いな食べ物」を遂に日常食に。そして今、世界市場制覇へ。異文化の中でモノを売る、日本の宣伝苦労をすべて語る。

【著者紹介】
雲田康夫 : 1941年、樺太生まれ、北海道育ち。’65年、青山学院大学卒業後、森永乳業株式会社入社。’71年にデンマークのIPC大学に留学。’73年に復職し、新製品開発部に配属、ビヒダス牛乳の開発を手がける。その後国際部に異動し、長期保存の豆腐プロジェクトに参画。’85年、米国現地法人設立のため渡米。同年5月、Morinaga Nutritional Foods,Inc.を設立し、社長に就任。2005年に社長を退任し、顧問に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本からアメリカへ豆腐を広めに行った男の...

投稿日:2021/04/14 (水)

日本からアメリカへ豆腐を広めに行った男の奮闘記。 アメリカでは当初、豆腐はペットが食べるものと思われていた。でも実際、犬が喜んで食べたとか、食べた犬が穏やかになったなんていうことも書かれている。海外で日本食が恋しくなるのは、醤油の中に含まれる必須アノミが取れなくなるためなども興味深かった。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ☆森永乳業で10ヶ月持つ豆腐を開発したら、日本では売れない法律が成立。アメリカへ。20年にわたる現地駐在員へ。

  • sonomi さん

    アメリカ全土に豆腐を広めた森永乳業社員の20年をまとめたもの。今では「TOFU」もアメリカのスーパーで売られているけど、20年前では「家畜の餌」だと気持ち悪がられていた。スーパーに売り込めばペットフード担当者に通されたり、ストレスでハゲが出来たりしながらも豆腐への愛を忘れない「豆腐バカ」加減が清々しい。海外駐在員、と聞くと流暢な英語を話しスマートに仕事をする印象があったけども本社からの命令には逆らえず、アメリカ人社員の怠惰な様子にバカモンと言いたいけど英語が出てこなかったり、情けなさに共感。ただ「光文社ペ

  • ロベリダ さん

    「郷に入れば郷に従え」という言葉があるが、 国境、文化を越えるには正しく体現する必要があるのだろう。 著者は、豆腐の日本の食べ方を発信するのではなく、 アメリカの食べ方として再構築していた。 何かを広めるには、相手の土壌で どう変化させるかが大事なのだろう。 また、何か大きな物事を成すためには、 背負うべき責務から目を背けてはならないのだと感じた。 すなわち、オーナーシップを持つこと。ここまでバカになれるかは分からんが、目の前の仕事にオーナーシップを持つことは改めて意識したいと思った。

  • あきくま さん

    米国に豆腐を広めた著者の20年。当初米国における豆腐の印象は家畜の餌、オェッとなる食品1位、あのロス暴動で強奪に遭わなかった稀有な商品。泥棒さえ無視する始末。こう聞くと豆腐好き日本人としては不憫に思える。時に禿げまでこさえ、血尿出して働く企業戦士は滅私奉公の人かと思いきや不憫な豆腐を思う熱き愛の戦士。明けても暮れても豆腐を思い、我が子、我が師と言い表す。文化の伝道も働く情熱も時間が必要。気長に育てる懐の深い企業がもっと増えますように。

  • コホーー さん

    豆腐に馴染みのない米国人の心を掴み、ミスタートーフと呼ばれるまでになった著者の成功譚.。以前、TVで著者を特集している番組を観たことがあり、内容的に凄く面白かったので、今回改めて本書にておさらい。米国人が豆腐を嫌う理由として、@無味(当時米国では豆腐はサワーテイスト(腐りかけ)という先入観)、A豆腐=大豆の絞りカス=飼料のイメージ、B食べ方がわからない等があげられる。豆腐販売を諦めかけた頃、ある米国人がトーフシェイクにして食べていたことを知り、郷に入っては郷に従えの考えから起死回生の成功に。根性あります。

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