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精神医学から臨床哲学へ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623057511
ISBN 10 : 4623057518
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

精神病理学を軸に思索を重ねて醸成された独自の知的世界。そこにいたる道筋を鮮やかに描き出す。精神病理学の第一人者による初の自伝。〈受賞情報〉毎日出版文化賞自然科学部門(第64回)

【著者紹介】
木村敏 : 1931年生まれ。京都大学医学部卒業。名古屋市立大学医学部教授、京都大学医学部教授、龍谷大学国際文化学部教授、立命館大学文学部客員教授を歴任。現在、京都大学名誉教授、河合文化教育研究所主任研究員・所長、京都博愛会病院顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ポカホンタス

    大変面白かった。日本の精神病理学の中心にいた人だからこそ、先生の人生は日本の精神病理学の歴史そのものである。私は先生の日本語の著作はほとんど読んでいるが、ドイツ語やフランス語の論文もこんなにたくさんあるなんて知らなかった。国際学会でも何度も講演されていて、世界の木村だったのである。二度のドイツ留学は自分が留学しているような気分でワクワクしながら読んだ。先生の思索の総まとめにもなっていると同時に人間木村敏をたっぷり味わえる内容。

  • Costa まさ

    その分野では日本国内は勿論、ヨーロッパでも著名であろう精神病理学を専門とする医師(現在は教授を退官)の自伝。私が感銘を受け、推敲を重ねて難産の末に出版されたと思い込んでいた「時間と自己」という1冊がひと夏で一気に書き上げられた事を知り、愕然とした。著者の弱者(患者)に対する優しい視点はその生い立ちに由来するのではないかと思って読み進めたが、それも違っていたと思う。世代で一括りにする事はご法度だと思うけれど、戦前生まれはすげぇなぁ!というのが率直な感想です。経歴もすごいけれど、それ以上に多方面にタフすぎる。

  • Go Extreme

    精神科医になるまで ミュンヘンヘ 研究生活の間間に 精神病院での五年間 二回目のドイツ留学 ハイデルベルク大学精神科 カール・ペーター・キスカ― ヨアヒム・エルンスト・マイヤー ゲシュタルトクライス・一の翻訳 名古屋での生活 「木村精神病理学」 京大に戻って その後 家内の乳癌 「ヤスパース時代」の顚末と「和辻哲郎文化賞」 京大退官後の著作 最近の消息 自伝の終わり方 現象学的精神医学 「間」の概念 現実感や自己意識 分裂病の現象学的研究 時間と自己の関係 間主観性 生の祝祭

  • hayaok

    著作の概要がまとまってるものとしても。

  • ptamago

    精神科医兼哲学者、ドイツに留学し臨床、哲学に没頭しと大変うらやましい。

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